嫌われる勇気
被害者は元カレ 遺体が語る四年前の約束
青山(加藤シゲアキ)は、蘭子(香里奈)が若い男(堀井新太)に抱きつき、うれしそうにしている様子を目の当たりにする。ふたりはそのまま行ってしまい、青山はひとりその場に取り残される。そのことを不服そうに大文字(椎名桔平)に話すと、蘭子のことが気になって仕方がないんですねと言われ、動揺してしまう。
ある夜、めい子(相楽樹)は、公園で人を待っていた。しばらくあたりを見回すが、誰もやって来る気配がない。めい子は、半ばあきらめたように、黙って公園をあとにした。
そんな中、河川敷で男性の水死体が発見される。片方の靴がなく、所持品もない。身元判明には時間がかかると思われ、遺体は解剖室に運び込まれた。その顔を見て、めい子の表情は一変、固まってしまう。遺体の男性は、かつてのめい子の恋人・繁田諒(渋江譲二)だった。蘭子は、そんなめい子に対し、諒との関係をずけずけと問いただしていく。
諒の直接の死因は溺死、しかし、全身に創傷と打撲があった。諒は、ケガのためにバスケットボール選手を引退、現在はスポーツジムでインストラクターをしていた。諒が亡くなる1週間ほど前、ジムに、諒が弁護士・木本正晴(河相我聞)の自宅で、妻の遥(知花くらら)に個人指導をし、不適切な関係を結んでいるから辞めさせるようにとの匿名メールが届いていたことがわかる。蘭子と青山は、木本夫妻の自宅へ向かい、ふたりから話を聞くことにする。
ある夜、めい子(相楽樹)は、公園で人を待っていた。しばらくあたりを見回すが、誰もやって来る気配がない。めい子は、半ばあきらめたように、黙って公園をあとにした。
そんな中、河川敷で男性の水死体が発見される。片方の靴がなく、所持品もない。身元判明には時間がかかると思われ、遺体は解剖室に運び込まれた。その顔を見て、めい子の表情は一変、固まってしまう。遺体の男性は、かつてのめい子の恋人・繁田諒(渋江譲二)だった。蘭子は、そんなめい子に対し、諒との関係をずけずけと問いただしていく。
諒の直接の死因は溺死、しかし、全身に創傷と打撲があった。諒は、ケガのためにバスケットボール選手を引退、現在はスポーツジムでインストラクターをしていた。諒が亡くなる1週間ほど前、ジムに、諒が弁護士・木本正晴(河相我聞)の自宅で、妻の遥(知花くらら)に個人指導をし、不適切な関係を結んでいるから辞めさせるようにとの匿名メールが届いていたことがわかる。蘭子と青山は、木本夫妻の自宅へ向かい、ふたりから話を聞くことにする。