健康で文化的な最低限度の生活
娘より金、育児放棄の母と対決
ある日、えみる(吉岡里帆)の元に、孫のハルカ(永岡心花)と2人暮らしの高齢受給者・丸山幸子(小野和子)の家でボヤ騒ぎがあったと連絡が入る。慌てて家を訪ねると、そこには見知らぬ女性が。それは、4年前に娘を残して男と姿を消した、ハルカの母・梓(松本まりか)だった――!梓は、幸子の介護をしながら、今後はハルカをきちんと育てると話し、そのために自分も生活保護を受けたいと申し出る。えみるや半田(井浦新)、京極(田中圭)も突然の展開に戸惑いを覚えるが、一家がすでに生活を共にしていることから、調査の結果、梓は生活保護を受給できることに。しかし、どうしても梓への不信感がぬぐえないえみるは、思い切って4年前に失踪した理由を梓に尋ねる。すると、それまでの態度とはうってかわって、梓が攻撃的な一面を見せ始め、さらに、認知症が進んでいることを理由に、幸子の分の生活保護費も自分の口座に振り込むよう要求してきて……。
一方、阿久沢(遠藤憲一)の娘・麻里(阿部純子)が倒れた。知らせを受け、病院に駆けつけた阿久沢は、医師から麻里が妊娠しているという驚きの事実を聞かされる。さらに、麻里が抱える秘密や、離れていた17年間の本音が次々と明かされていく。言葉を失う阿久沢。せめて、おなかの子供の父親を教えてほしいと願う阿久沢だが、麻里は何も話そうとしない。困り果てた阿久沢から話を聞いた半田は、ふと何かを思い出し、半田らしからぬ厳しい言葉を口にする。
一方、阿久沢(遠藤憲一)の娘・麻里(阿部純子)が倒れた。知らせを受け、病院に駆けつけた阿久沢は、医師から麻里が妊娠しているという驚きの事実を聞かされる。さらに、麻里が抱える秘密や、離れていた17年間の本音が次々と明かされていく。言葉を失う阿久沢。せめて、おなかの子供の父親を教えてほしいと願う阿久沢だが、麻里は何も話そうとしない。困り果てた阿久沢から話を聞いた半田は、ふと何かを思い出し、半田らしからぬ厳しい言葉を口にする。