あゆみの葬儀が行われる。貫太の悲しみは深く、なかなか立ち直ることができない。
　一方、子どもたちはあゆみの死が実感できず、表面上は明るさを取り戻したように見えた。このまま伊達新聞店に置いてもらうよう、信助と春子に頼む。
　そんなある夜、春子は貫太に子ども部屋の様子を見せる。あゆみの布団を取り囲むようにして眠っている四人の姿を見て、貫太は辛いのは自分だけではない、と発奮する。
　翌朝から貫太はいつもの熱血貫太に戻る。元気になった貫太を見て、知花も嬉しい。
　その日、貫太と子どもたちの前に思いがけない人物が現れる。