番組紹介

 原作は2002年4月より小学館「ビッグコミックスペリオール」にて始まり、現在も人気連載中。昨年4~6月にフジテレビ系木曜10時ドラマで連続ドラマ化されました。
 天才外科医・朝田龍太郎を坂口憲二が演じ、リアルな問題描写、圧倒的なスピード感と人間ドラマをかつてないスケールで描いて好評を博しました。
 前回の番組平均視聴率は14.8%、最終回の視聴率は17.2%を記録。さらに、「オリコン2006春のドラマ満足度」(放送終了後)で第1位、「第49回ザテレビジョンドラマアカデミー大賞」では最優秀作品賞を受賞。フジテレビホームページでは放送終了後1年以上もの長きにわたり50位以内にランキングされるなど、根強くファンに支持されました。

 その『医龍 Team Medical Dragon』の続編がこの秋、連続ドラマで放送されることになりました。連続ドラマの初回を飾るのはこのスペシャル。
 かつて難民キャンプで、世界レベルの救命医療チーム“メディカル・ドラゴン”を指揮した抜群の腕を持つ天才外科医・朝田龍太郎。大学病院に招き入れられ、教授を頂点とした医局の権威主義と戦いながら患者を救い、バチスタ手術という高度な技術を要する心臓手術を成功させた朝田とその仲間、「チームドラゴン」。彼らが立ち向かう新たな敵とは……。
 近年の医療費の膨張にともなって政府はさまざまな法案を作成し、今や病院といえども自立した経営ができなければつぶれてしまう時代となりました。同時に病院の吸収合併、乗っ取りなども行われています。
 また、産婦人科、小児科の相次ぐ閉鎖や地方の医師不足などもこの病院経営の問題と密接に関わっています。今や、病院も一般企業と同じで「もうからなければつぶれる」時代となっているのです。
 今回の『医龍』では、この深刻な日本の医療の現実を題材に、朝田龍太郎の新たなる戦いをオリジナルストーリーで展開していきます。

 また、今回のシリーズから内田有紀がレギュラー出演します。医療ジャーナリスト・片岡役の内田は、今シリーズのキーパーソンとなります。
 もちろん、小池徹平、北村一輝、阿部サダヲ、水川あさみ、池田鉄洋、佐々木蔵之介、夏木マリ、岸部一徳など、懐かしいメンバーも帰ってきます。そして内田有紀のほか、今回のシリーズからのレギュラー出演者にもご期待ください。
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楽曲紹介

■主題歌
 AI『ONE』(ユニバーサル ミュージック)