第10回 2006年6月15日(木)放送 あらすじ

この命は必ず守る

 朝田龍太郎(坂口憲二)たちのもとに3人目のバチスタ患者として連れてこられたのは、生後9カ月の子供だった。ただでさえ、術野が小さい上に、単一冠動脈も併発。さらには、臓器や器官の位置が全て左右逆に位置する完全内臓逆位で、朝田でさえも手術が困難。医局内では、今度こそバチスタチームは解散だろうと噂される。
 一方、鬼頭教授(夏木マリ)が提出した教授選の改革案について、臨時教授会が開かれることに。それは教授だけでなく、全医局員が投票できるようにするという提案だった。野口教授(岸部一徳)は、その臨時教授会の知らせを苦々しい表情で見つめる。
 そんな矢先、伊集院登(小池徹平)と木原毅彦(池田鉄洋)が当直の日に子供の容態が急変。伊集院の処置で一命を取り留めるが、両親は手術の要請を迫る。しかし、野口教授の許可が出ていないということを朝田も藤吉圭介(佐々木蔵之介)も告げることはできない。
 日ごとに腕を上げる伊集院に霧島軍司(北村一輝)も野口教授(岸部一徳)も注目していた。そして野口は加藤晶(稲森いずみ)に、患者が明真大学で死ぬようなことのないよう転院を命じる。
 そんな中、加藤は霧島の秘密について、鬼頭に聞かされる。それは里原ミキ(水川あさみ)さえも知らない秘密だった。
 そして臨時教授会の日に、患者の小児センターへの転院が決定し…。

キャスト

坂口憲二
稲森いずみ
小池徹平
北村一輝
阿部サダヲ
水川あさみ
池田鉄洋
佐々木蔵之介
夏木マリ
岸部一徳

ほか

スタッフ

■原作
 乃木坂太郎
 『医龍~Team Medical Dragon~』
 原案/永井 明 取材協力/吉沼美恵
 (小学館刊 「ビッグコミックスペリオール」連載中)

■脚本
 林 宏司

■プロデュース
 長部聡介
 東 康之

■演出
 久保田哲史

■音楽
 河野 伸
 澤野弘之

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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