サヤ（遠藤璃菜）の件で貴之（南圭介）に接近しない条件として、通（河相我聞）からキャバクラで働かされることになったハナ（平山あや）。そこへ、加地（和田聰宏）が置田（長谷川朝晴）とともに客としてやって来る。派手な服のハナにギョッとする加地。思わず、こうまでして金が欲しいのかとハナを罵ってしまう。
その言葉にハナもまた溜めこんでいた感情をぶつけてしまう。「そうよ！そうでもしないとわたしたちは生きていけないの。恵まれたあなたとは違うの！」加地を突き飛ばし店内に戻るハナ。どうしてこんなことになってしまったのか…、やり切れぬ思いにハナも加地も絡め取られて…。
きっと何か理由があるはずだ。そう思った加地は、ハナが急に金を必要とし出したことを調べ始める。一方、通はハナとの約束を破り、貴之に接近していた。貴之からもむしり取ろうとする通だったが、取り合わない貴之。が、ハナとの過去に話が及ぶと顔色を変え…。
どんなに苦しくとも、ひとりでサヤを守らなければいけない。その思いで、キャバクラ勤めを続けるハナ。そんな中、とある酔客から襲われそうになる。必死で抵抗するハナを救いだす男の手。その男とは……！？