入院患者の十（綿引勝彦）が孤独の身だと知ったハナ（平山あや）は、病院への出入りを禁止していたサヤ（遠藤璃菜）に、十のお見舞いに行くことを許す。喜んだサヤは早速、十に会いに行くが、そんな中、サヤが十のベッドの下に隠していたオタマジャクシがカエルに。病院はあちこちで飛び跳ねるカエルで大騒動となってしまう。
カエル騒動の責任を追及され、病院から追い出されそうになる十。そんな状況に、サヤは「悪いのは自分だ」と正直に名乗り出る。騒動の原因が自分の娘だったと知り、謝るハナ。「責任は母親の自分にある」と。
事務長の小沼（徳井優）は、そんなハナにクビを言い渡す。病院を解雇されれば、母子家庭のハナとサヤは生活に困窮することになる。それでも、正直に生きる二人の姿に、加地（和田聰宏）の心の中に、ある変化が芽生え始め…。