白衣のなみだ
右胸のしこりが大きくなっていることに気づき、ぼう然とする滴(水野美紀)。しかし、どれだけ乳がんが進行しようとも、お腹の子を絶対に生むのだと滴は決意を新たにする。
月日が過ぎ、早春。出産予定日まで2ヶ月を切っていたが、滴はまだ仕事を続けていた。離島へ仕事に行った良介(永井大)からは一度も連絡が無く、しかも彼が仕事の契約期間を延ばしていたことを滴は知る。
遠方の仕事に良介を行かせたのは間違いだったのでは…。滴は安藤(山本陽子)に悩みを打ち明ける。彼女から、間違いは気付いた時に正せばいいと言われるが、病院を離れるわけにはいかない滴。お腹に手を当て、父親が帰って来ないかもしれないことを赤ちゃんに詫びていると、彼女の腰に激痛が走る。がんが骨へと転移したのだった…。
月日が過ぎ、早春。出産予定日まで2ヶ月を切っていたが、滴はまだ仕事を続けていた。離島へ仕事に行った良介(永井大)からは一度も連絡が無く、しかも彼が仕事の契約期間を延ばしていたことを滴は知る。
遠方の仕事に良介を行かせたのは間違いだったのでは…。滴は安藤(山本陽子)に悩みを打ち明ける。彼女から、間違いは気付いた時に正せばいいと言われるが、病院を離れるわけにはいかない滴。お腹に手を当て、父親が帰って来ないかもしれないことを赤ちゃんに詫びていると、彼女の腰に激痛が走る。がんが骨へと転移したのだった…。