第81回 2004年11月7日(日)放送 あらすじ

#81 勝機を求めて…湧きあがれふたりの闘志

 ゾフィス並に腐ったヴァイル。対して怒るガッシュ達。再び戦闘が始まる。少しでも勝機を導きたいガッシュ達。危険と思われる攻撃方法でも躊躇する事なく取り入れた。
 しかし、もはや強敵のデモルト。そう酔う易々とはやられない。ガッシュやウマゴンの攻撃はもとより、『月の石』狙いで攻撃するレイラまでをも完全に玩ぶ。1対3。しかし、月の石の力も手伝って、びくともしないデモルトだった。
 デモルトの大打撃を受けてしまうレイラ。倒れた彼女が見たのは無茶を承知で飛び込んで行くガッシュの姿。その動きは尋常じゃない。
 ガッシュは今まで出会い消えて行った魔物の友達を背負って戦っていた。これ以上、この戦いで悲しむ者を出したくない。その一心がガッシュを動かす。
 ガッシュの頑張りに、自分たちも参戦したいティオ組、キャンチョメ組。しかし、今出ていっては足手まといになる。そして、清麿は何かを探って戦っている様だと。
 清麿は、実はデモルトの弱点を探りながらガッシュに攻撃指示を出していた。足、腰、腹、銅、顔………しかしどれも効かない。残るは----
 その時、デモルトがウマゴンの攻撃に気を取られて一瞬背を向ける。その瞬間を逃さない清麿「残るは後頭部!」ガッシュに攻撃を指示。しかし倒れないデモルト。恐るべし月の石の力。
 月の石の力。その恩恵にあやかるのはゾフィスも一緒。対ブラゴでも全くの無傷。さすがにマズイと思い始めたシェリー。
 勝利を確信したゾフィス。冥土の土産と、シールド=月の石(そのありか)の事を話す。ゾフィスを倒すには一端、月の石の部屋まで戻るか!?しかし、その間にゾフィスが逃げてしまうのでは?究極の二択。
 路頭に迷うシェリーにブラゴが言い放つ。戻るも進むも、どっちみちゾフィスを倒さねば同じ事だと。防御が強いなら、上回る攻撃を出せば良いと。
 ブラゴの言葉に迷いが消えたシェリー。再戦の意欲が沸く。
 無敵のデモルト。雑魚攻撃に笑い出すヴァイル。しかし、清麿は後頭部攻撃をした直後のデモルトの異変を見逃してはいなかた。ガッシュに作戦を持ちかける清麿。
 廊下。走るビョンコを追うパティ。ビョンコはやっぱりガッシュ達の仲間になりたいようだ。最後の説得とばかりにビョンコと話すパティ。しかし、逆にビョンコに説得されそうになる。このままじゃいけない等々。そしてパティを置いて去るビョンコ。
 今までの行いを一人省みるパティ。そして思い立ちビョンコの後を追った。
 対デモルト戦。ガッシュにgoサインを出す清麿。しかし、デモルトも本気で攻撃してくる。
 作戦内容はしらないウマゴン、レイラ。しかし少しでも勝つ確率が上がるならとバックアップに回った。
 しかし、レイラの目に映るガッシュは無謀そのもの。一体どんな作戦が?
 今まで放っていた『ザケルガ』実はこの作戦の為の伏線だった。撃てば撃つほど力が貯まる『ザケルガ』で渾身の『バオウ・ザケルガ』を撃つ作戦だと。
 デモルトに後頭部打撃をした事を思い返す清麿。もおココしかない。急所を想定した一か八かの作戦だ。ウマゴン、レイラの手引きで何とかデモルトのバックを取る事に成功したガッシュ。今だ! と思った瞬間---------
 さすが無敵デモルト。全方向防御でガッシュの作戦を崩そうとする。
 負けじと体勢をを立て直し、渾身のバオウザケルガを放つ清麿(ガッシュ)。
 メガヒット。煙に飲み込まれていく膝を付くデモルト。勝利か!? と思われたのもつかの間、デモルトが雄叫びを上げて復活した。
 一か八かの作戦は失敗に終わった。体力を消耗したきり動けないガッシュ、清麿にデモルトの反撃が迫る。
 しかし、それを間一髪で救い出したのは駆けつけたパティ&ビョンコだった。

キャスト

高嶺清麿
 … 櫻井孝宏
ガッシュベル
 … 大谷育江
水野鈴芽
 … 秋谷智子

 … 前田 愛
高嶺清太郎(清麿の父)
 … 置鮎龍太郎
高嶺華(清麿の母)
 … 山崎和佳奈

スタッフ

■企画
 金田耕司(フジテレビ)
 関弘美(東映アニメーション)
 都築伸一郎(小学館)
 木村京太郎(読売広告社)
■原作
 雷句 誠
(小学館週刊少年サンデー連載中)
■プロデューサー
 高瀬敦也(フジテレビ)
 櫻田博之(東映アニメーション)
 池田慎一(読売広告社)
■シリーズディレクター
 貝澤幸男
■シリーズ構成
 大和屋暁
■キャラクターデザイン
 大塚 健
■脚本
 大和屋暁
 山田隆史
 まさきひろ
 広平虫
 ほか
■美術
 渡辺佳人
■製作担当
 岡田将介

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