第145回 2006年2月19日(日)放送 あらすじ

#145 届かない叫び テッドVSチェリッシュ 王より大切なもの

第一脊髄にやって来たガッシュ、清麿達。そこにはチェリッシュとニコルの姿があった。チェリッシュとの再会を果たし、感極まるテッド。しかし、チェリッシュの反応は全く異なるものだった。テッドに敵意を抱き、攻撃を仕掛けてくる。助けようとするガッシュ、清麿、ジード達であったが、テッドはそれを制した。これは自分の問題である、手出しは無用。攻撃を食らいながら、自分は敵ではないと説得しようとするテッド。
 テッドは魔界にいた頃、喧嘩に明け暮れる不良だった。全てを敵視し、何も信じられるものがなかった。そんなある日、傷だらけで動けなくなったところを、助けて手当てしてくれたのがチェリッシュだった。そして、チェリッシュとその両親の温かさに触れたテッドは、閉じた心を少しずつ開いていった。しかし、ある時、チェリッシュの両親が受けた傷害事件の濡れ衣を着せられてしまった。そして、その後すぐ、チェリッシュに状況を説明することもなく人間界に送られてしまったのだ。誤解したチェリッシュは、テッドを恨んでいるのだ。
 無防備なテッドに容赦なく攻撃を浴びせるチェリッシュ。最大呪文でとどめを刺す準備をした。自分を信じてほしいと、真剣な眼差しで説得するテッド。チェリッシュはその真摯な心に折れ、術発動をとどまり、テッドを信じた。しかしその時、地面から心臓の魔物が現れた。どうやらリオウに操られているようで、悪人と化している。心臓の魔物はニコルの手にした魔物の本を燃やしてしまった。消えていくチェリッシュ。激怒したテッドは、最強の新呪文、マキシマム・ナグルで心臓の魔物を蹴散らした。力を出し尽くしたテッドは意識を失った。やっと再会を果たしたにも関わらず、悲しい結末である。しかし、テッドの心はチェリッシュに届いたのだった。

キャスト

高嶺清麿
 … 櫻井孝宏
ガッシュベル
 … 大谷育江
水野鈴芽
 … 秋谷智子

 … 前田 愛
高嶺清太郎(清麿の父)
 … 置鮎龍太郎
高嶺華(清麿の母)
 … 山崎和佳奈

スタッフ

■企画
 金田耕司(フジテレビ)
 関弘美(東映アニメーション)
 都築伸一郎(小学館)
 木村京太郎(読売広告社)
■原作
 雷句 誠
(小学館週刊少年サンデー連載中)
■プロデューサー
 高瀬敦也(フジテレビ)
 櫻田博之(東映アニメーション)
 池田慎一(読売広告社)
■シリーズディレクター
 貝澤幸男
■シリーズ構成
 大和屋暁
■キャラクターデザイン
 大塚 健
■脚本
 大和屋暁
 山田隆史
 まさきひろ
 広平虫
 ほか
■美術
 渡辺佳人
■製作担当
 岡田将介

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