第11回 2008年12月18日(木)放送 あらすじ

 花々が咲き乱れるガーデンで、ルイ(黒木メイサ)の結婚式が執り行われた。貞美(中井貴一)は、花嫁の父としてバージンロードを歩いた感動を、妙子(伊藤蘭)へ宛てた手紙にしたためた。
 貞三(緒形拳)の勧めに従い、キャンピングカーを出て、家に戻った貞美は、ルイになつかしい実家の部屋をひとつひとつ案内される。貞美は「もう芝居は止めよう」とルイに微笑みかけた。貞美はルイの結婚式が本物ではないことを知っていながら、その優しさを受け止めていたことを明かす。そして、修(平野勇樹)にキャンピングカーの鍵を渡すようルイに告げる。
 妙子が白鳥医院を訪ねて来た。妙子は貞三に、貞美の面倒を見たいと申し出るが、貞三は、家族みんなで闘っているからと、断る。
 痛みが強くなり薬の量を増やしている貞美は、ほとんど眠っている状態ながら、時々目覚めては冗談を言ってルイを笑わせようとする。家のベッドで、貞三とルイに見守られ、思いを打ち明ける貞美…。

キャスト

中井貴一
黒木メイサ
神木隆之介
伊藤 蘭
奥田瑛二
緒形 拳

ほか

スタッフ

■原作・脚本
 倉本 聰

■監督・演出
 宮本理江子

■制作協力
 FCC

■制作著作
 フジテレビ

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