第5回 2013年2月10日(日)放送 あらすじ

空飛ぶタコと小さな奇跡

『ロッカビアンカ』のスタッフたちが、家庭の内情や好きな異性のタイプを話題に賄いを食べていると、仕入れに出かけていた江崎究(江口洋介)が帰ってくる。武藤はづき(関めぐみ)から、奥さんはいるのかを尋ねられた江崎は、いるにはいる、とだけ答えると、仕込みのために厨房に入ってしまう。
ワインセラーでワイン整理をしていた本宮恵理子(柴本幸)の元へ、不倫関係にある夏野大樹(袴田吉彦)がやって来る。夏野は家庭がうまくいっていないことをアピールし、恵理子を温泉旅行に誘う。OKの返事をもらい、嬉しそうにワインセラーを出てきた夏野の前に瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)が現れた。焦る夏野に、瀬川は以前から知っていたことを告げ、店に迷惑さえかけなければいい、と口外しない約束をする。
その直後、夏野は妻・愛美(森カンナ)からの電話で、今夜、ママ友たちと『ロッカビアンカ』に来ることになったと知らされる。慌てた夏野は瀬川を呼び出し、愛美が妻であることを恵理子らスタッフたちに秘密にするよう頼む。渋々、最善を尽くすと約束する瀬川に、夏野は妻に自分が新料理長だとウソをついていることを話し、呆れられる。
店がオープンした。厨房が忙しくなるが、夏野は仕事に集中できず、ちょっとしたミスを繰り返す。やがて、愛美たちがやってきた。対応した瀬川が、料理長には救われたと話しているのを聞いた恵理子は、愛美が江崎の妻だと勘違いする。興味津々で愛美に接する恵理子。同じころ、別のテーブルに1人で来ていた女性客(原沙知絵)がいた。メニューにないものを次々にオーダーする女性客に、辰巳沙織(倉科カナ)は戸惑いつつ厨房へオーダーを通す。困惑する厨房スタッフだが、江崎は、その女性が頼んだワインを聞き、料理は自分が全部作ると言い出す。
そんな中、沙織は恵理子から愛美が江崎の妻だと聞く。苦しい言い訳で制止しようとする瀬川の苦労もむなしく、沙織は愛美の元へ挨拶に向かい…。

キャスト

スタッフ

【脚本】
小川真

【編成企画】
鹿内植

【プロデュース】
小椋久雄
山崎淳子

【演出】
星護

【音楽】
佐橋俊彦

【制作】
フジテレビ

【制作著作】
共同テレビ

バックナンバー