<木曜劇場>コード・ブルードクターヘリ緊急救命

第8回 2008年8月21日(木)放送 あらすじ

避けられぬ決断

 藍沢(山下智久)は、三井(りょう)、冴島(比嘉愛未)とともにドクターヘリで出動し、中年男性を救命救急センターまで搬送する。患者の名前は福島達夫(平賀雅臣)。夏祭りの山車が見物客に向って倒れ、その下敷きになった達夫は、足を骨折するとともに、山車の一部と思われる木片が腹部に刺さっていた。
 同じころ、白石(新垣結衣)、緋山(戸田恵梨香)、藤川(浅利陽介)は、黒田(柳葉敏郎)とともに救急車の到着を待っていた。達夫の家族、80歳になる父親の重蔵(織本順吉)、妻の清美(宮地雅子)、そして9歳になる娘・結菜(大作空)もこの事故に巻き込まれ、骨折や打撲を負っていたのだ。
 藍沢は、黒田の助手として達夫のオペに加わり、刺さっていた木片を除去する。骨折していた重蔵と清美、頭部と腹部を打っていた結菜も、幸い、大事には至らなかった。だが、達夫が助かったと知った途端、清美がHCUはうるさいから部屋を変えろと騒ぎだした。重蔵も、治療そっちのけで戦争の話を始めたり、勝手にベッドを抜け出したりして藍沢たちを困らせる。一方、結菜は、藍沢に興味津々のようだった。
 同じ日、入院していた藍沢の祖母・絹江(島かおり)がリハビリ病棟に移ることになった。藍沢は、冴島に車椅子を押されて病室を出てきた絹江に、また顔を出すから、と話しかけた。絹江は、そんな藍沢に、今度孫が来てくれることになった、と嬉しそうに話す。
 あくる日、消防本部からドクターヘリの出動要請が入る。化学工場でボイラーの爆発事故があり熱傷患者が出たのだという。黒田、白石、冴島は、ただちに現場の工場へと向った。だが、そこで白石は、事故現場にとり残されている患者を助けようとして、消防隊員が安全確認をする前に現場に入ってしまい…。

キャスト

藍沢耕作 … 山下智久
白石 恵 … 新垣結衣
緋山美帆子 … 戸田恵梨香
冴島はるか … 比嘉愛未
藤川一男 … 浅利陽介

田所良昭 … 児玉 清(特別出演)

森本忠士 … 勝村政信
梶 寿志 … 寺島 進
西条 章 … 杉本哲太
三井環奈 … りょう
黒田脩二 … 柳葉敏郎

ほか

スタッフ

■脚本
 林 宏司

■プロデュース
 増本 淳

■演出
 西浦正記

■音楽
 佐藤直紀

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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