あらすじ
<第4回> <第5回> <第6回>

<第4回> 「哀しみと怒りの初デート・・・」
 文也(吉沢悠)の働く店で飲むことになった武蔵(内村光良)と和馬(川端竜太)と浩(安藤亮司)。そこに偶然、夏生(飯島直子)と千賢(網浜直子)がやってきた 。武蔵は、偶然とはいえ、夏生が来るのではないかと、心密かに思っていたのだ。
 怪我が全快したことをしきりにアピールする武蔵。そのまま、一同は一緒に飲むことに。するとアンケートをやらせたうえ、怪我までさせた武蔵にお礼くらいしたらどうだと和馬が言い出した。浩に至っては、デートくらいしてくれてもバチは当たらないんじゃないかと言い出す始末。お礼に食事くらいなら奢るけど、デートはしないとキッパリ言う夏生。デートではなく、あくまでもお礼だと主張する夏生。すると武蔵は、お礼じゃなくてデートをしてくださいと切り返した。食事は僕が招待しますと強く訴える武蔵。
 数日後、夏生は究吾(国分太一)に、小次郎(柳葉敏郎)のプロポーズを断ったのは、仕事を続けたい以外の理由があったのではないかと勘ぐられていた。
 同じ日の夜、武蔵達は和馬の家で、夏生とのデートにはやっぱりフランス料理だろうと話し合っていた。マナーなど知らない武蔵に、祭(内山理名)は心配だったが、当の本人はやる気満々なのだった。
 そしてデート当日の夜。先に到着した武蔵は、ウェイティングバーにいた。そこに遅れて現れた夏生。着飾った夏生を見て、思わず見とれてしまう武蔵だった。
 早速店内に入る武蔵と夏生。だが、メニューの説明を聞いても、武蔵にはちんぷんかんぷん。結局、夏生が気を利かせ、メニューをぱっぱと決めるのだった。
 次はワインリスト。5万円くらいのワインを勧められ、武蔵は仰天。ウェイターと武蔵は「こちらの方が」「このへんもいい感じじゃない?」とバトルのすえ、これまた夏生によって、6千円くらいのワインに決めるのだった。
 少々リラックスしだして、夏生は自分の仕事の話などをしだす。打ち解けていく二人。武蔵がやったアンケートの集計も夏生の役に立ったようで、嬉しい武蔵。
 そこに、小次郎の母・公子(長内美那子)が偶然店にやってきた・・。

<第5回> 「世界一心に響くプレゼント」
 夏生(飯島直子)が酔っ払ってかつての恋のことを明かした翌朝、武蔵(内村光良)は、夏生のことを諦めようと思っていることを祭(内山理名)に告げる。
 そんな祭は、兄の恋を応援しようと、文也(吉沢悠)に、夏生の趣味を聞く。武蔵と共通の趣味があるかもしれないと思ったからだ。文也は、夏生が花火が大好きだということを祭に語る。花火を見るだけで元気になると・・。さっそく、そのことを武蔵に告げる祭。だが、やはり武蔵の反応は鈍い。
 後日、仕事の帰りに祭の働く喫茶店に寄った夏生は、祭から、文也がバイクではねて怪我を負わせた遥(星野真里)の話を初めて聞かされる。その日の夜、夏生は文也にどうして遥のことを黙っていたのかと問いただす。「姉貴には関係ないだろ・・・」と部屋を出て行ってしまう文也。
 同じ頃、祭は夏生に余計なことを言ってしまったと、武蔵を前に後悔していた。なんとか夏生を元気づけるためにも、花火大会に誘って欲しいと訴える祭。それに、この間の酔っ払いの件でも、小次郎(柳葉敏郎)のことを忘れられないと言っていたが 、本当は誰かに忘れさせて欲しかったんじゃないかと祭。祭の剣幕に黙る武蔵・・・。
 数日後。究吾(国分太一)が遥のことを調べてくれると夏生に言い出した。千賢(網浜直子)は「武蔵なら相談に乗ってくれるって。文也君のことも知ってるんだし」と、誰にも迷惑かけまいと頑張る夏生を心配してアドバイスをする。
 そして、夏生は、究吾が調べだしてくれた遥の入院先を訪ねていくのだが・・・。

<第6回> 「最強の恋敵!小次郎の帰国」
 祭(内山理名)が、夏生(飯島直子)の誕生日が8月8日だという情報を仕入れてきた。やる気に満ち満ちる武蔵(内村光良)。
 数日後、東西バス営業所から誕生日デートの誘いの電話を夏生にかけた武蔵は、断ろうとする夏生から受話器を奪った千賢(網浜直子)の機転で、文也の店で開く夏生のバースデーパーティーに誘われるのだった。しかし、ボーナスを花火に使い果たした武蔵には、プレゼントを買う余裕がない。
 パーティーの夜。千賢はもちろん、武蔵の勤めるバス営業所の面々も参加して場は盛り上がる。一方、祭は、文也が持っていた謎の手紙をゴミ箱に発見。文也がテーブル席の方に離れていった隙を縫って読んでしまう。だが、そのシーンを文也に見られ、激怒される祭。手紙は、夏生と文也の母親からのものだったのだ。手紙には、自分の再婚相手は3年前に亡くなったこと、夏生達ともう一度やり直したいことなどが書いてあった。ところが、文也は手紙を破り捨ててしまう。
 さらに、夏生にも手紙を破られ、武蔵も祭も大慌て。文也も夏生も、「温かい家庭に育った武蔵達には、自分達の気持ちなんかわからない」ととりつく島もない。夏生は母親と血がつながっていることすら嫌なのだとまで言い出す始末。
 そんな夏生に、祭が、ある衝撃的な告白をする・・。


戻る

バックナンバー
[第1-3回] [第4-6回] [第7-9回] [第10-12回]