第11回 2013年3月25日(月)放送 あらすじ

乱歩が残した、間違った暗号文!?

母・智恵子(安田成美)に金庫の鍵を奪われたと確信する篠川栞子(剛力彩芽)は、智恵子よりも早く暗号を解いて暗証文字を入手することを目指す。
その後、栞子と五浦大輔(AKIRA)がビブリア古書堂に戻ると、智恵子がカウンターに座り本を読んでいた。智恵子は栞子に、金庫の中身は何だと思うかと聞く。栞子が、江戸川乱歩の未発表の草稿か何かだろうと答えると、智恵子は「押絵と旅する男」の第一稿だと言った。それは乱歩の代表作のひとつだが、第一稿は乱歩自身の手で破棄されたと言われている。信じられない話だが、智恵子は鹿山明(須永慶)の父親と乱歩の接点を明かした。その意外な事実に志田肇(高橋克実)も驚きを隠せない。
何としても第一稿を読みたい智恵子は、栞子に協力を持ちかける。一緒に暗号を解くなら、第一稿以外の乱歩コレクションは山分けにしてもいいと。栞子は、自分は鹿山が来城慶子(高樹澪)に残したものを本人に届けたいだけだと、智恵子の提案を断る。
栞子らが、鹿山と愛人だった慶子との関係を精査するうち、鹿山が乱歩の「少年探偵団」シリーズを、別宅から娘の直美(横山めぐみ)が暮らす本宅に移した時期に、3年の空白が生じる。別宅から本宅のソファに隠されるまでの3年間、「少年探偵団」シリーズはどこに置かれていたのか。大輔や志田らが考えを巡らす中、栞子の携帯が鳴る。それは鹿山の本宅にいた直美からで、智恵子が現れたと伝える電話だった。

キャスト

篠川栞子<しのかわ・しおりこ>(23):剛力彩芽
五浦大輔<ごうら・だいすけ>(30):AKIRA

笠井菊哉<かさい・きくや>(29):田中圭
藤波明生<ふじなみ・あきお>(38):鈴木浩介
横田奈津実<よこた・なつみ>(30):北川弘美
篠川文也<しのかわ・ふみや>(18):ジェシー(ジャニーズJr.)
小菅奈緒<こすが・なお>(18):水野絵梨奈
佐々木亜弥<ささき・あや>(20):トリンドル玲奈
橋本さやか<はしもと・さやか>(23):内藤理沙

篠川智恵子<しのかわ・ちえこ>(46):安田成美

五浦恵理<ごうら・えり>(53):松坂慶子
志田肇<しだ・はじめ>(52):高橋克実

ほか

スタッフ

【原作】
三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫)

【脚本】
相沢友子

【演出】
松山博昭

【制作】
フジテレビ ドラマ制作センター

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