第29回 2003年10月26日(日)放送 あらすじ

#29 ウランと名探偵

 いつも兄のアトムと比較されて面白くないウラン。そんな時、ウランは夜な夜なトンネルに現われる鳥に似た亡霊の噂を聞く。「私がその亡霊を退治してみせる!」見栄をはり、そう言いきったウランは、亡霊探しに出かける。そこで出会ったのが、行方不明の子ガモを探していた探偵、ヒゲオヤジだった。意気投合して一緒に亡霊退治に向かう二人、はたして目の前に恐ろしい姿の亡霊が現われた!
 その頃アトムは、ロボット不法投棄の事件を探っていたが、そこで恐ろしい事実を知る。異次元に捨てられた有害物質が時空をゆがめ、時空崩壊をもたらしてしまうというのだ。そんなことになったら世界が危ない!一方、恐ろしい姿の亡霊を見て逃げ出したウランとヒゲオヤジであったが、その時ウランは亡霊の声を聞く。「この世界が壊れる!助けて!」亡霊はそう語りかけてくるのだが、バラバラに見えたこの二つの事件は、実は大きな繋がりがあった・・・!!さて、その驚くべき繋がりとは!?

<みどころ>
メトロシティーに、トンネルの亡霊が出るという噂が流れる。お兄ちゃんばっかり注目されていることに不満を感じていたウランは、対抗心を燃やして、亡霊の正体を突き止めようと下水道に侵入。そこで、別の事件を調査中のヒゲオヤジと出くわす。探偵の助手として、一緒に調査を始めるウランとヒゲオヤジ。一方、「湖の怪物」で環境汚染を引き起こしたIS13による被害がまた現れ出す。亡霊事件の真相は?また、IS13の原因は?

キャスト

アトム:津村 まこと
お茶の水博士:勝田 久
天馬博士:大和田 伸也
ウラン:丸山 美紀
如月夕子:川瀬 晶子
タワシ警部:銀河 万丈
ロビタ:龍田 直樹

スタッフ

製作:手塚プロダクション、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、電通
原作:手塚 治虫
監督:小中 和哉
脚本:長谷川 圭一、太田 愛、小中 千昭、村井 さだゆき、小林 弘利、古怒田 健志、ヒッキー&マッコイ、ラリー ビスコフ ほか
ストーリーエディター:マーク ハンドラー、ジョー ダンブローシャ
アニメーションディレクター:望月 敬一郎
キャラクターデザイン・作画監督:瀬谷 新二
メカニックデザイン:荒牧 伸志、高倉 武史
美術監督:加藤ひろし
撮影監督:高橋 宏固、野口 肇
音響監督:三間 雅文
色彩設定:岡野 強
音楽:吉松 隆

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