第28回 2003年10月19日(日)放送 あらすじ

#28 宇宙プラントの危機

 ロボット達だけで運営されている宇宙プラントハイドラでは、優れた技術と能力で、次々と良質のエネルギーを製造していた。
 プラントの見学に来ていた「ガゼット技術開発」の社長ガゼットたちは、その技術をハッキングによって盗もうと計画し、プラントのコンピューターを操作する。ところがそれが思わぬ事態を起こしてしまうのだった。
 制御不能に陥ったコンピューター。あらゆる機械が爆発を始める。驚いたガゼットたちは、その原因をロボット達のせいにするために、緊急破壊システムを作動しプラントから逃げ出した。ロボットたちは10分後に爆発するプラントに閉じ込められてしまったのだ。
 知らせを聞いてレスキュー隊を送ろうとするお茶の水博士、しかし「ロボットのために出動はしない」と冷たく突き放される。
プラントではロボットたちがレスキュー隊の到着を信じ、待っていた。アトムはロボット達を救おうと、1人プラントへ向かうのだが…!!

<みどころ>
 ロボット達だけで運営される宇宙プラント、ハイドラ。
 社長ガゼットの裏切りによりエネルギー変換炉に異常が生じる。防爆シールドで塞がれたプラント。このままでは、中にいるロボットが全滅してしまう。ロボットの命は生命ではないと主張するリオン議長は、レスキュー隊の出動を拒絶する。
 救出を待つロボットたちの前に、アトム、そして青騎士が現れるのだが…!?

キャスト

アトム:津村 まこと
お茶の水博士:勝田 久
如月夕子:川瀬 晶子
青騎士:田中 秀幸
ガゼット:清川 元夢
バード:咲野 俊介
ビリー(少年ロボット):南 央美
リヨン議長:亀井 三郎 ほか

スタッフ

製作:手塚プロダクション、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、電通
原作:手塚 治虫
監督:小中 和哉
脚本:長谷川 圭一、太田 愛、小中 千昭、村井 さだゆき、小林 弘利、古怒田 健志、ヒッキー&マッコイ、ラリー ビスコフ ほか
ストーリーエディター:マーク ハンドラー、ジョー ダンブローシャ
アニメーションディレクター:望月 敬一郎
キャラクターデザイン・作画監督:瀬谷 新二
メカニックデザイン:荒牧 伸志、高倉 武史
美術監督:加藤ひろし
撮影監督:高橋 宏固、野口 肇
音響監督:三間 雅文
色彩設定:岡野 強
音楽:吉松 隆

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