第27回 2003年10月12日(日)放送 あらすじ

#27 名探偵ヒゲオヤジ

 子猫の捜索をしていた探偵ヒゲオヤジは、町で出会った少年写楽に「行方不明のお母さんを探して」と依頼を受ける。手がかりは母から預かったという謎の球体のみ、捜査を続けるうちに、ヒゲオヤジは写楽の母を誘拐したのはスカンクだと突き止める。一方スカンクは犯行予告をする大胆な手口で、密室から宝を盗み出す犯罪を続けていた。その捜査に借り出されていたアトムは、そこでスカンクを追うヒゲオヤジと出会い、なぜかその助手を務めることに…。ロボット嫌いのヒゲオヤジとロボットアトムのコンビは、試行錯誤を繰り返しつつ、次第に真相に近づいていく。密室犯罪と思われたのは、磁気を作った組みたて自由の特殊なロボット、ガデムを使っての犯行だったのだ。そしてガデムの仕組みを発見したのが写楽の母親だったのだ。アトムとヒゲオヤジは写楽の母親を助けるため、スカンクを捕まえるために、スカンク操る磁気ロボットガデムと対決する。

<みどころ>
●今作「アストロボーイ・鉄腕アトム」の最大の見どころの一つとして、手塚治虫作品のキャラクターが‘競演’することが挙げられるが、この#27では、「三つ目がとおる」のキャラクターである、写楽(しゃらく)と和登(わと)が登場!!ちなみに、和登は、原作では写楽のクラスメートだが、今回は、写楽の母親として設定されている。非常に男まさりで、写楽の面倒をよく見る。
 (なお、写楽とは、三つ目族の生き残りで、原作では中学二年生となっているが、この「鉄腕アトム」では特に学年設定はしていない。バンソウコウを取ると悪魔に変身し、恐ろしい超能力を発揮する)

●その和登役の声を担当するのは、実は超人気グラビアアイドル!!!さて、いったい誰!?

キャスト

アトム:津村 まこと
お茶の水博士:勝田 久
天馬博士:大和田 伸也
ウラン:丸山 美紀
如月夕子:川瀬 晶子
タワシ警部:銀河 万丈
ロビタ:龍田 直樹

スタッフ

製作:手塚プロダクション、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、電通
原作:手塚 治虫
監督:小中 和哉
脚本:長谷川 圭一、太田 愛、小中 千昭、村井 さだゆき、小林 弘利、古怒田 健志、ヒッキー&マッコイ、ラリー ビスコフ ほか
ストーリーエディター:マーク ハンドラー、ジョー ダンブローシャ
アニメーションディレクター:望月 敬一郎
キャラクターデザイン・作画監督:瀬谷 新二
メカニックデザイン:荒牧 伸志、高倉 武史
美術監督:加藤ひろし
撮影監督:高橋 宏固、野口 肇
音響監督:三間 雅文
色彩設定:岡野 強
音楽:吉松 隆

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