第24回 2003年9月21日(日)放送 あらすじ

#24 ベアちゃん

 ケンイチのチームはケンイチのゴールで優勝を勝ち取った。湧き上がる大歓声の中でアトムだけが浮かない顔。アトムにはそれが反則ゴールだとわかっていたのだ。ケンイチは偶然犯してしまった反則のことを皆に言うことができなかったのだ。アトムにそれを指摘されたケンイチはアトムが自分を責めていると誤解してしまう。そんなケンイチの前に現れるベアちゃん。ベアちゃんはケンイチの心を慰める言葉を次々と言い始める。次第にベアちゃんの言葉に惹きこまれていくケンイチ。その現象は町じゅうに広がっていた。天から降ってきた大量のベアちゃんは「僕だけが君の友達だよ」と人々の心を魅了していく。次第に人々はベアちゃんだけを友達に、引きこもりを始めるのだった。実はベアちゃんはシャドウが作ったものだったのだ。ベアちゃん1人を友達に学校にこなくなったケンイチ。アトムはケンイチの目を覚まさせようと必死で語り掛ける。しかし、そこに巨大なベアちゃんが現れ・・・!!

<みどころ>
メトロシティ全域で仕事や学校を休む人間が蔓延しだした、原因はロボット科学者シャドウが作った『ベアちゃん』。
本人に心地良いことだけしか言わないベアちゃんは、人間の寂しさにつけこんで、やる気を無くさせていたのであった。ベアちゃんの影響を受けないアトムは些細なことでケンカをしていたケンイチを救うべくベアちゃんと対決する!!。

キャスト

アトム:津村 まこと
お茶の水博士:勝田 久
天馬博士:大和田 伸也
ウラン:丸山 美紀
如月夕子:川瀬 晶子
タワシ警部:銀河 万丈
ロビタ:龍田 直樹

スタッフ

製作:手塚プロダクション、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、電通
原作:手塚 治虫
監督:小中 和哉
脚本:長谷川 圭一、太田 愛、小中 千昭、村井 さだゆき、小林 弘利、古怒田 健志、ヒッキー&マッコイ、ラリー ビスコフ ほか
ストーリーエディター:マーク ハンドラー、ジョー ダンブローシャ
アニメーションディレクター:望月 敬一郎
キャラクターデザイン・作画監督:瀬谷 新二
メカニックデザイン:荒牧 伸志、高倉 武史
美術監督:加藤ひろし
撮影監督:高橋 宏固、野口 肇
音響監督:三間 雅文
色彩設定:岡野 強
音楽:吉松 隆

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