第19回 2003年8月17日(日)放送 あらすじ

#19 ロボットボーイ

 アトムの新しい友達、達夫は、ロボットが大好きな少年だった。ロボットの姿に化けて自分がロボットだと空想したり、ガラクタからロボットを作ったり…。しかし達夫の母で、優秀なテストパイロットであるエリカはそれを面白く思わない。「空想や夢はなんの役にもたたない」と達夫に言う。エリカの最後のフライトの日がやって来た。これを最後に危険なテストパイロットの仕事はロボットが行うようになるのだ。しかしロケットは発射と同時に爆発をする。その反動で施設は破壊され大惨事に…。逃げ送れた人々を救うアトム。しかしロケットの中にはエリカがいる。達夫は母を助けようと1人ロケットに向かう。朦朧とした意識の中でエリカは昔の自分を思い出す。自分も幼い時、達夫と同じように夢や空想を描いていたのだ。夢の素晴らしさを思い起こすエリカ。今にも崩れかけた鉄骨がエリカと達夫を飲み込もうとしていた・・・!!絶体絶命の危機!!さて、どうする、アトム!?

<みどころ>
アトムはロボットのことが大好きな少年タツオと知り合う。
しかしタツオの母親で有名なテストパイロットであるニシノは、テスト飛行の職がロボットに代わることを快く思っていない。子供の頃の夢を捨てエリート飛行士になった自分のように、タツオにも夢ばかりみないように言うニシノ。最後のテストフライトを行う母の姿を見ようと、タツオもこっそり宇宙ステーションに向かうが、発射直後、シャトルの不良が発覚する!!

キャスト

アトム:津村 まこと
お茶の水博士:勝田 久
天馬博士:大和田 伸也
ウラン:丸山 美紀
如月夕子:川瀬 晶子
タワシ警部:銀河 万丈
ロビタ:龍田 直樹

スタッフ

製作:手塚プロダクション、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、電通
原作:手塚 治虫
監督:小中 和哉
脚本:長谷川 圭一、太田 愛、小中 千昭、村井 さだゆき、小林 弘利、古怒田 健志、ヒッキー&マッコイ、ラリー ビスコフ ほか
ストーリーエディター:マーク ハンドラー、ジョー ダンブローシャ
アニメーションディレクター:望月 敬一郎
キャラクターデザイン・作画監督:瀬谷 新二
メカニックデザイン:荒牧 伸志、高倉 武史
美術監督:加藤ひろし
撮影監督:高橋 宏固、野口 肇
音響監督:三間 雅文
色彩設定:岡野 強
音楽:吉松 隆

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