第7回 2016年7月16日(土)放送 あらすじ

産むんじゃなかった…非情な言葉が砕く心。少女の母との対峙!

『何でそんなに強いんですか?』
ベビーバトンの説明会で気分が悪くなった香澄(佐津川愛美)を佐都子(安田成美)たちは栗原家で休ませる。体調も戻り、起きてきた香澄。朝斗(林田悠作)の可愛らしい笑顔に胸をつかれ、栗原家を包む暖かな家族の空気を肌身に感じる。しかし、話が妊娠のことに及びそうになると香澄は再び心を閉ざして……。
翌日、佐都子は香澄にとある場所に呼び出される。そこはいつも清和(田中直樹)がタバコを吸っていた“秘密の場所”だった。清和への秘めた想いを打ち明ける香澄。その上でさらに佐都子に問いかける。
「佐都子さん、何でそんなに強いんですか?」

『すれ違う母と娘』
一方、ひかり(川島海荷)は、健太(小野塚勇人)が坂上(山田将之)の元で振り込め詐欺の手伝いをしていることをつきとめる。ひかりのために健太が詐欺に加担していると知るひかり。自分のせいで健太が苦しむことが耐えられず、意を決して実家である片倉家に電話をかける。ひかりからの突然の電話に驚く咲子(赤間麻里子)。
「大事な人を救いたいの。だからお金を貸して下さい。一生のお願い……」
懇願するひかり。しかし、返ってきた言葉は辛辣なものだった。
「あなたに渡すお金なんかないわ」
それでも一縷の光を求めて母にすがるひかりだったが……。

『それぞれの決着へ……まだ見えぬ明日』
何とかひかりを救いたいと考えていた佐都子は浅見(石田えり)に相談をし、ついにひかりの母親に会うことになる。家の前まで来る佐都子たち。しかし咲子の反応は……。
一方、清和は香澄に呼び出されていた。そこでひとり、花火をしている香澄。おもむろに「家族を恨んでいた……」と告白し始め……。
そんな中、健太とひかりは二人で生きる覚悟を決めようとしていた。しかし、二人にさらなる悲劇が襲いかかって……。

キャスト

栗原佐都子:安田成美
片倉ひかり:川島海荷
栗原清和:田中直樹ココリコ
後藤香澄:佐津川愛美
星野理沙:滝沢沙織
山本健太:小野塚勇人
浅見洋子:石田えり

スタッフ

【原作】
辻村深月「朝が来る」(文藝春秋刊)

【脚本】
高橋麻紀

【プロデュース】
松本圭右(東海テレビ)
渋谷未来(テレパック)
井上季子(テレパック)

【演出】
古澤健
金子与志一

【主題歌】
ZAZ「もし私が忘れるようなことがあったら」(ワーナーミュージック・ジャパン)

【制作著作】
テレパック

【制作】
東海テレビ

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