第4回 2016年6月25日(土)放送 あらすじ

広島へ…瀬戸内海に残る少女の悲しい記憶、消えた実母の本当の思いとは

『家族を拒否する女…』
佐都子(安田成美)と朝斗(林田悠作)が広島に行った日。休日出勤の清和(田中直樹)は、仕事終わりに香澄(佐津川愛美)とワインバーで飲んでいた。いつになく酔っている香澄。ふと過去の思い出話を始める。
「栗原さん……スポンジって食べたことあります?」
そこには香澄の抱えた壮絶な闇があった。香澄が家族を拒絶する理由を知る清和。そんな清和に香澄は突然、「Hしませんか?」と誘惑して……。

『悪魔の誘惑』
ひかり(川島海荷)は健太(小野塚勇人)と二人、借金取りの坂上(山田将之)から逃げていた。逃亡先では、働きながらつつましくも穏やかな生活を送り、2年ほど経過していた。が、そんな折、坂上に見つかってしまう。借金と連日の嫌がらせに追い込まれていく2人。そんな中、ひかりはひょんなことから職場の金庫の暗証番号を目にしてしまう。

『広島のお母ちゃんが見た風景』
佐都子は、朝斗と広島のベビーバトンを訪れていた。浅見(石田えり)の案内で、広島のお母ちゃん=ひかりの暮らした寮や、17歳のときに働いていた店を巡る佐都子。ひかりが何を思っていたのか、そのことに思いをはせる。佐都子は浅見からぜひ訪ねてほしいと言われ、朝斗とともにとある場所を訪れる。そこには朝斗がお腹にいるときにひかりが見た美しい光景があった。ひかりがどんな思いで朝斗を手放したのか。佐都子の胸に当時のひかりの思いが突き刺さる……。

キャスト

栗原佐都子:安田成美
片倉ひかり:川島海荷
栗原清和:田中直樹ココリコ
後藤香澄:佐津川愛美
星野理沙:滝沢沙織
山本健太:小野塚勇人
平田コノミ:黒川智花
浅見洋子:石田えり

スタッフ

【原作】
辻村深月「朝が来る」(文藝春秋刊)

【脚本】
高橋麻紀

【プロデュース】
松本圭右(東海テレビ)
渋谷未来(テレパック)
井上季子(テレパック)

【演出】
古澤健

【主題歌】
ZAZ「もし私が忘れるようなことがあったら」(ワーナーミュージック・ジャパン)

【制作著作】
テレパック

【制作】
東海テレビ

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