第11回 2009年3月19日(木)放送 あらすじ

 見知らぬ若い女性から赤ん坊を預かった中城加奈(仲間由紀恵)と田崎翔太(加瀬亮)。5分で戻ると言ったその女性は、20分経っても戻ってこなかった。トイレに女性を探しに行くも女性の姿はなく、その後も慣れないながらもミルクをあげたり、おしめを換えたりと、買いに走った育児本を参考にしながら懸命に世話を焼く加奈と翔太。2時間が経過した。警察に届けようと提案する翔太に加奈は、「もう少しこうしていたい」と本音を漏らす。さらに数時間が経過するが、女性は現れる気配はなかった。翔太が加奈に内緒で誠(陣内孝則)と警官の権藤(塩見三省)を呼ぶと…。
 律子(キムラ緑子)の部屋に桂(戸田恵子)が訪ねてきた。加奈が翔太との結婚を望んでいると知り、翔太の母親である律子に会いに来たという。重夫(風間杜夫)と一緒に暮らしていることで家族付き合いを気にかけている素振りの桂に、律子は中城家とは付き合わないから心配しないでと明るく言い放つ。一方、朋也(岸部一徳)と重夫も喫茶店で会っていた。女装癖がバレた時を心配し、やめるべきかを話し合う2人。 
 田崎家では、事務所にいた四郎(井川比佐志)が職人の神戸(松重豊)に中断していた工事の再開を告げた。喜ぶ神戸は、四郎にある相談を持ちかける。その夜、帰宅した翔太はかなり怒った様子で四郎の元へ行く。
 数日後、中城家と田崎家の家族がレストランで顔を合わせていた。相変わらず結婚には反対している四郎の提案で、両家が集まることになったのだ。立ち上がった四郎は全員を見渡すと、静かに話し始める…。

キャスト

<中城家>
中城加奈 … 仲間由紀恵
中城朋也 … 岸部一徳
中城 桂 … 戸田恵子
中城静江 … 八千草 薫

<田崎家>
田崎翔太 … 加瀬 亮
田崎重夫 … 風間杜夫
田崎四郎 … 井川比佐志

藤本 誠 … 陣内孝則

安藤律子 … キムラ緑子

警官・権藤 … 塩見三省

神戸幸作 … 松重 豊

時枝晴美 … 黒坂真美 ほか

スタッフ

■脚本
 山田太一

■統括プロデュース
 中村敏夫

■プロデュース
 長部聡介
 樋口 徹

■演出
 田島大輔

■音楽
 海田庄吾

■制作協力
 FCC

■制作
 フジテレビ

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