柊子は律が待っているという思い出の場所へ駆けつけるが、律の姿はもうなかった。
　それから間もなく、柊子は康一郎からプロポーズされる。柊子は迷うが、早苗や美佐緒の意見を聞き、承諾の返事をする。
　柊子は康一郎と二人だけの結婚式を挙げる。
　その朝、ウエディングドレスに身を包んだ柊子が教会の控え室で待っていると、突然、律が現れる。柊子に怒りの接吻をした律は、きっぱりと決別の言葉を投げつける。柊子も律への思いを断ち切り、康一郎と永遠の愛を誓う。
　高野に見つかった律が、警官に逮捕され、手錠をかけられる。