律の気持ちが見えなくなり、不安を覚える柊子の元へ、理沙が突然帰国する。小柴に隠して子どもを産んだ秘密に苦しみ、助けを求める理沙に、柊子は嘘をつき通すよう言い聞かせる。
　ところが、理沙は連れ戻しにきた貴久恵に、思わず、他の男性の子を出産したことを口にする。だが、それを理沙を追いかけてきた小柴が聞いてしまう。
　その夜、律が偶然、事情を知らない小柴をスタジオに泊めることになる。
　一方、ショックを受けた貴久恵を慰めた柊子は自分の戦いに潮時が近づきつつあるのを感じていた。森の母親として生きるためにはどうすればよいのか……。
　その頃、康一郎の元には、一通の報告書が届く。