康一郎が隠していた親子鑑定の報告書を見つけ、美佐緒が康一郎の実の娘だと知った若槻。康一郎の病室へ乗り込み真偽を問い質す。その会話を耳にしてしまい衝撃を受ける美佐緒。
　柊子が真実を知りながら隠していたことをなじり、すべてを話して欲しいと訴える美佐緒。とつとつと語り出す柊子。美佐緒は自分が罪の子であること、さらにその結果、柊子をも苦しめていたことを知り愕然とする。
　美佐緒の出生の秘密を黙っていた柊子に、律は康一郎への復讐のために自分を利用したのかと問い質す。否定しない柊子を激しくなじり、憎しみすら抱く律。じっと耐える柊子。それは憎まれ続けることで、律の中に存在し続けるためだった。
　一方、手術を決意した康一郎は、美佐緒を認知することを発表するが、そこに美佐緒が現れ…。