愛しき者へ
#7
大学の新学期が始まる。春菜は門の前まで来るが、どうしても入ることができずに、そのままアパートへ引き返す。
そこへ、輝子から気になる電話がかかってくる。春菜は小淵沢へ帰る。
退院したばかりの泰三が輝子の心配をよそにもう診察を始めていた。春菜は輝子から、匿名の寄付で預金通帳に百万円振り込まれたことを知らされる。
薫の仕業だと察した春菜は、薫の家へ乗り込み、代理母出産の話をきっぱりと断る。薫は父の重原には不妊のことを内緒にしていた。
春菜が帰宅すると、留守番電話に学からのメッセージが入っていた。
が、翌朝、学が行方不明だという連絡が入る。
そこへ、輝子から気になる電話がかかってくる。春菜は小淵沢へ帰る。
退院したばかりの泰三が輝子の心配をよそにもう診察を始めていた。春菜は輝子から、匿名の寄付で預金通帳に百万円振り込まれたことを知らされる。
薫の仕業だと察した春菜は、薫の家へ乗り込み、代理母出産の話をきっぱりと断る。薫は父の重原には不妊のことを内緒にしていた。
春菜が帰宅すると、留守番電話に学からのメッセージが入っていた。
が、翌朝、学が行方不明だという連絡が入る。