この秋、10月スタートの月曜9時のドラマは、今、若手実力派女優としてCM、ドラマに大活躍の堀北真希を主演に迎えた『イノセント・ラヴ』に決定。スタッフは『ラスト・フレンズ』のチーム（脚本・監督・プロデューサー）が手がけます。特に脚本は『ラスト・フレンズ』の他にも、『神様、もう少しだけ』『ラブジェネレーション』などの大ヒットドラマで、それぞれの時代の若者たちをリアルに描いた浅野妙子です。

　「現代の孤独」をキーワードに、若者たちがそれぞれに抱える「孤独」と戦いながらも愛する人を思い、痛々しいほどに明るく前向きに生きてゆく姿を描いた、ヒューマンラブストーリーです。

　ケータイやインターネットが普及した現代。しかし若者たちは、つながっているようでつながっておらず、群れているようで孤独を感じています。その上、さらに悲しい運命を背負わされた若者たちを支えているものは、ただ純粋に人を愛する気持ちだけでした。


【出演者紹介】
　さて、気になるキャストですが、幼い頃に両親を殺害され、たった一人の肉親である兄まで殺害容疑で逮捕されるという過酷な運命を背負わされた主人公・秋山佳音（あきやま・かのん）役に、「花ざかりの君たちへ ～イケメン♂パラダイス～」での男装姿が空前の話題となり、現在NHK「篤姫」で篤姫と女のバトルを繰り広げる和宮を熱演中の堀北真希。本格的なラブストーリー初挑戦となる今回は、さらなる困難に見舞われつつも、一人の男性を愛し抜く等身大の女性を演じます。10月6日に20歳の誕生日を迎える堀北は「10月に20歳になる私にとって、月9という枠をやらせて頂くことになり、これまでとは違った緊張を感じていますが、素晴らしいスタートを切らせて頂けることもとても嬉しく思っています。20代のスタートと共に新しい堀北真希を出していける作品になるよう、また今の緊張感はイイ緊張感に変えて頑張りたいと思いますので楽しみにしていて下さい」と話しています。
　そして、佳音が一途に愛する相手・長崎殉也（ながさき・じゅんや）役には、歌手として絶大なる支持を得ている大人気フォークデュオ「ゆず」の北川悠仁が決定。これまで「名探偵保健室のオバさん（第5話登場／1997年・テレビ朝日）」、「エコエコアザラク（第1～3話登場／1997年・テレビ東京）」でのドラマ出演の経験があり、映画「オールナイトロング3最終章」（1996年）では主役をつとめたことがあるとはいえ、連続ドラマのレギュラー出演は初。しかもヒロインの相手役といういきなりの大抜擢に、「初めての連続ドラマ、突然の抜擢でとてもビックリしましたが、新たな自分への挑戦として今出来る事を精一杯頑張ります。この経験がこれからの音楽活動にも刺激を与えてくれる事を楽しみにしています」と大いに意気込んでおり、また、共演する堀北真希にも「ドラマや映画などを通して、素晴らしい女優さんだと思っていた堀北さんと共演できて、とても嬉しいです。年はひとまわり僕の方が上ですが、役者としては堀北さんが先輩なのでよろしくお願いします」とメッセージを送っています。この『イノセント・ラヴ』で「教会で子供の聖歌隊を率いるピアニストで、明るく天真爛漫に振舞いながらも、内側に深い悲しみを抱えている」という難しい役柄に挑戦する、彼の俳優としての姿に大注目です。

　その北川悠仁演じる殉也の幼なじみで幼い頃から彼を想い続けている桜井美月（さくらい・みづき）役には、映画「デスノート」や連続ドラマ「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」などで独特な存在感を放つ女優、香椎由宇。実力派としても広く認められている彼女が、ヒロインの堀北真希をイジメまくる、「初の悪役」に徹します。

　また、堀北真希演じる佳音の兄で、両親殺害の容疑をかけられ、少年刑務所へ入ることとなる秋山耀司（あきやま・ようじ）役には、「のだめカンタービレ」などで注目を集め、NHK時代劇「オトコマエ！」では、主演を務める等、若手実力派俳優・福士誠治。一人ぼっちになってしまった佳音を心配するも、塀の外へ出ることができず、そのもどかしさが激しい感情として表に出てしまう、複雑な役どころに挑戦します。

　そして、殉也の親友・瀬川昴（せがわ・すばる）役を演じるのは、今、最も現代的な雰囲気を醸し出す俳優・成宮寛貴。誰にも言えない悩みを抱える衝撃的な役どころで、彼自身もまた、愛する人への想いを伝えることができずにもがき苦しむことになります。

　さらに、殉也の婚約者・遠野聖花（とおの・きよか）役には、ドラマ「医龍　Team Medical Dragon2」、映画「クワイエットルームへようこそ」の主演等、ドラマや映画で、年々輝きと存在感を増してゆく女優・内田有紀。彼女は北川さん演じる殉也が想いを寄せる女性であり、かつ、ドラマの重要な鍵を握る存在でもあります。