第6回 2008年11月24日(月)放送 あらすじ

深まる絆

 佳音(堀北真希)は、アパートを出て、殉也(北川悠仁)とともに彼の家へと向った。自宅に来るよう促したのは殉也だった。殉也は、両親を殺したのは自分だという耀司(福士誠治)の告白にショックを受けている佳音のことを放っておけなかったからだ。ところがその矢先、思わぬ事態が起きる。聖花(内田有紀)の心肺機能が著しく低下し、人工呼吸器からアラーム音がなり始めたのだ。佳音たちは、救急車を呼んで聖花を病院へと運んだ。
 医師から、聖花が生命の危険にさらされていることを告げられた殉也は酷く動揺する。佳音は、何も食べていない殉也を気遣って食べ物を用意しようとした。すると、佳音の携帯電話に池田(豊原功補)から連絡が入る。池田は、耀司が警察に逮捕されたことを佳音に告げると、彼がおとなしく自首した理由を聞きだそうとする。しかし佳音は、何も答えなかった。
 佳音が聖花の病室に戻ろうとすると、部屋から殉也が出てきた。佳音は、そんな殉也に声をかけ、おにぎりとお茶を手渡そうとした。しかし殉也は、佳音に目も向けず、ふらふらと病院から出て行ってしまう。
 殉也が向ったのは、義道神父(内藤剛志)の教会だった。殉也は、そこにいた美月(香椎由宇)と義道神父に、聖花が危険な状態にあることを伝えると、神を信じられない、と言ってうなだれる。その心情を察した義道は、立ち去ろうとする殉也に、神はどんな罪も許すが自ら命を絶つことはだけは許さない、と声をかけた。殉也は、わかっている、とだけ答え、教会を後にした。
 佳音は、聖花の病室で、連絡がつかなくなった殉也のことを心配していた。殉也は、携帯電話にも出ず、どこにいるのかもわからなくなっていた。佳音は、駆けつけた昴(成宮寛貴)に聖花のことを頼むと、アパートへと向かった。殉也からもらったオルゴールを取りに行ったのだ。
 佳音は、引き出しの中からオルゴールを探しだすと、もう1度、殉也の携帯電話に電話する。電話には出たものの、何も話そうとはしない殉也。佳音は、そんな殉也に、聖花のそばにいてあげてほしい、と訴えた。
 病院に戻った佳音は、オルゴールを取り出し、聖花の耳元でそれを鳴らした。佳音は、殉也はそばにいる、と聖花に話しかけながら、何度もオルゴールを鳴らし続けるが…。

キャスト

堀北真希
北川悠仁
香椎由宇
福士誠治
成宮寛貴
  *
平田 満
内藤剛志(特別出演)
内田有紀
豊原功補

スタッフ

■脚本
 浅野妙子

■プロデュース
 中野利幸

■演出
 加藤裕将

■音楽
 菅野祐悟
 MAYUKO

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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