第23回 2004年2月28日(土)放送 あらすじ

#23 犠牲

 早朝の結城邸。麗子が結城老人の世話をしている。デュナミスを使って力を与えているのだ。しかし、突然結城の容態が変化する。「お兄ちゃん…!」風祭を呼ぶ麗子。結城を見て顔色を変える風祭。結城は息を引き取っていた。苛立ち、麗子に当たる風祭。
 ホテル・プロヴィデンスの仮設研究所内。透に呼ばれて伯爵夫人が向かった先にはゼリー状に溶け出してギルガメッシュの胎児と融合を始めた紀世子の体が…どうしようと戸惑う竜也に、自分が招いた結果だから最後まで見届けるよう冷静に言い放つ夫人。液状化する身体に音叉が埋もれて行く…絶叫とともに飛び出す竜也。
 ホテルのロビーに戻った夫人の前に透が麗子を連れてくる。風祭の怒りをかって追い出されたのだ。彼女は風祭に連れられて結城の養女になり、良い生活をさせてもらったお礼に、デュナミスがあるから不要だと目を結城に差し出したのであった。しかし、結城もなくなった今、行き場所をなくし、ここに来たのであった。プロヴィデンスに住む事を許可する夫人。喜ぶ麗子、そして透。
 夫人の部屋。風祭について報告をする執事。風祭は結城の愛人の子であり、XXで母を亡くした後結城に引き取られたのであった。そして、結城の後継者として頭角を現し、その手腕を買われて傘下の軍事会社エクウスを任されるようになった。そして・・・

キャスト

円 竜也:浪川 大輔
藤崎イサム:伊藤 健太郎
円 紀世子:中村 千絵
御室風子:小林 沙苗
伯爵夫人:斎賀みつき
月岡 透:宮田 幸季
ノウェム:渋谷 茂

スタッフ

原作:石ノ森章太郎
監督:むらた雅彦
シリーズ構成:薩川昭夫
脚本:薩川昭夫/村井さだゆき/小林靖子/大西信介
キャラクターデザイン:奥瀬サキ/竹谷隆之
ゼネラルプロデューサー:山崎一彦(関西テレビ)/大橋研一(ジャパンヴィステック)
プロデューサー:古市忠嗣(関西テレビ)/井上光晴(ジャパンヴィステック)
スーパーバイザー:小野寺章
制作:関西テレビ放送/ジャパンヴィステック

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