第20回 2004年2月7日(土)放送 あらすじ

#20 涙

 ホテル・プロヴィデンスのロビー。疲れた心を癒すかのようにデュナミスの交換をする竜也と風子。そんな中、コワモテの男に連れられて、紀世子がホテルの中に入ってくる。彼女はまたしても逃げたのだった。その紀世子を捉えるのに協力したのはイサム。彼はコワモテの男に手伝った見返りにある依頼をする。
 ホテルの地下室。閉じ込められた紀世子と対峙する伯爵夫人。交わされる厳しい会話。と、突然、紀世子の全身に強い鼓動と衝撃が走る…壁伝いに崩れ落ちる紀世子。慌てて倒れている紀世子を抱き起こす伯爵夫人。
 医務室のベッドに横たわる紀世子。夫人に促されて足早に入ってくる竜也。医師の声が響く「非常に危険な状態です。胎児は無事ですが最早・・・」紀世子に声をかける竜也。「姉さん…」
 紀世子の夢。今まで起こったことが次々と頭の中を過ぎ去っていく。父・円輝道と母・梓と一緒だった幼かった頃の情景が…幸せそうな親子の情景。墓標が現れては消え、消えては現れる空間。と、謎の少女が突然紀世子の前に現れる。「あなたが来るのをずーっと待ってたのよ。何千万年も、何十億年も」

キャスト

円 竜也:浪川 大輔
藤崎イサム:伊藤 健太郎
円 紀世子:中村 千絵
御室風子:小林 沙苗
伯爵夫人:斎賀みつき
月岡 透:宮田 幸季
ノウェム:渋谷 茂

スタッフ

原作:石ノ森章太郎
監督:むらた雅彦
シリーズ構成:薩川昭夫
脚本:薩川昭夫/村井さだゆき/小林靖子/大西信介
キャラクターデザイン:奥瀬サキ/竹谷隆之
ゼネラルプロデューサー:山崎一彦(関西テレビ)/大橋研一(ジャパンヴィステック)
プロデューサー:古市忠嗣(関西テレビ)/井上光晴(ジャパンヴィステック)
スーパーバイザー:小野寺章
制作:関西テレビ放送/ジャパンヴィステック

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