番組紹介

唐沢寿明主演により、2009年10月、ドラマ化決定!
豪華出演者たちが一堂に会し、
フジテレビ開局50周年記念ドラマ企画として登場!!


 ドラマ『不毛地帯』は、フジテレビ開局50周年記念連続ドラマの最後を飾る作品として登場。2009年10月より半年間、木曜22時枠の連続ドラマとして放送される。主人公を演じるのは、唐沢寿明。唐沢が山崎豊子原作に挑むのは、フジテレビ開局45周年記念ドラマとして放送され、高視聴率を記録した、あの『白い巨塔(2003年10月~2004年3月 フジテレビ系全国ネット)』以来、6年ぶりとなる。
 原作の小説『不毛地帯』は、1973年から78年までサンデー毎日に連載され、その後、書籍化。これまでに累計434万部(2009年7月現在)を売り上げたベストセラー小説だ。舞台となるのは、終戦から、ひたすら復興を目指して走り続け、経済が驚異的な回復を見せ始めた高度成長期の日本。終戦後、11年もの長きにわたるシベリア抑留という過酷な経験を経て、帰国後、総合商社に入社した男が、戦後の荒廃から社会が立ち直ろうとする激動の時代を背景に、再びビジネスという“戦場”に身を投じ、戦争体験という過去との葛藤を抱えながら、世界を相手に戦うさまを描いた物語だ。
 物語の始まりから終結までおよそ30年間、世界各地を舞台に描く超大作。ドラマ化に当たっては、海外ロケをふんだんに盛り込み、放送期間半年をかけて物語を丁寧に描く。主演の唐沢をはじめ、連続ドラマ数本分と言ってもいい豪華出演者たちが一堂に会してお送りする。
 主人公・壹岐正を演じる唐沢寿明を取り巻く顔ぶれとして、壹岐正の妻に和久井映見。娘・直子役に多部未華子。陸軍士官学校以来の同期であり親友に柳葉敏郎。後に壹岐の心の支えとなる女性に小雪。軍人時代の上官に橋爪功、中村敦夫。上官の息子で現在は僧籍に入っている元軍人に佐々木蔵之介。商社で働き始めてからの壹岐を取り巻く人々として、原田芳雄、天海祐希、竹野内豊、岸部一徳、遠藤憲一、伊東四朗、段田安則、古田新太、阿部サダヲ、松重豊、梶原善、袴田吉彦など、まさにこの一作品で、連続ドラマが数本作れてしまうような豪華、かつ個性豊かなキャストが勢ぞろいする。
 このドラマの舞台となるのは、終戦から驚異的な復興を遂げた60年代、70年代の日本。しかし、「また懐古調のドラマなんじゃないの?」などと思うことなかれ! 『不毛地帯』は、戦後、シベリア抑留という過酷な経験を経た後、その激動の時代を、商社マンとして必死に生きた、壹岐正という一人の男の生きざまを描いた作品だ。そこには、憎悪、純愛、悔恨、悲恋、嫉妬…など、いつの時代にも共通するテーマがあふれている。主人公が悩み、時に挫折し、葛藤しながらも、次々と現れる難題に果敢に挑んでゆく姿は、21世紀の今を生きるわれわれの心を激しく揺さぶるに違いない。
 空前絶後のスケールでお届けする、フジテレビ開局50周年記念ドラマ『不毛地帯』は、2009年10月スタート。放送開始まで、ぜひとも期待してお待ちいただきたい。
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出演者

スタッフ

■原作
 山崎豊子 『不毛地帯』(新潮社刊)

■脚本
 橋部敦子

■演出
 澤田鎌作
 平野 眞
 水田成英

■プロデュース
 長部聡介
 清水一幸

■制作
 フジテレビ ドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ