2026.03.24 放送
ストーリー 09
奈良刑務所に服役中の受刑者・大沼保(大塚明夫)は、面会にやってきたYBX社会部記者・稲田裕司(金子ノブアキ)に、22年前に起きた政和党幹事長・清原崇の爆殺未遂事件について語り始めた。
2004年3月15日。大沼は清原が自宅マンションから出てきたところを狙い、マンション前の物置に仕掛けた爆弾を遠隔で起動。物置ごと爆発させ、清原に重傷を負わせたという。
つまり、この事件の真犯人は大沼自身だというのだ。
22年前の捜査では、当時捜査一課の刑事だった伊澤嘉人(草川拓弥)を犯人だと断定していた。伊澤は、犯行時刻に清原のマンション周辺にいたことが確認されたほか、入信していた自己啓発団体“新生自尊の会”からの命令で犯行に及んだといい、本人の自白まで取れていた。その他にも、伊澤のコートに火薬が付着していたなど証拠は多数あったという。
逮捕直前に伊澤は死亡。その後の警察は、“新生自尊の会”の組織的犯行として家宅捜索。団体を解体寸前まで追い込み、2019年には時効を迎えていた。
大沼から語られる言葉には、当時現場にいなければ分からなかったであろう事実ばかり。さらに、伊澤を犯人に仕立て上げたのは自分だとも言い出した。
清原が89歳でこの世を去ったニュースが流れた矢先。稲田は、大沼の証言を元にこの22年前の事件の真相を報道したのだが…。