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第64回(2002.12.22)
まえのひと >>

新納浩己

はじめまして、今回のビデオとDVD化に携わらさせていただいた、フジテレビ 映像企画部 新納(にいの)浩己と申します。
この64回も続いている「羊関」に参加させていただき、少々緊張しております。

思い出しますに、「ポー」との出合いは…(出だしが堅い!)
1994年 フジテレビが深夜番組に力を入れ出し、「ポー」が深夜のメインキャラクターとして各番組の最初に登場した頃までさかのぼります。そのころ、私はまだAD(アシスタントディレクター)でしたし、フジテレビもまだ新宿の河田町にありました。
そのタワービルの9階にあった自分のデスクで、毎日のように1人で深夜まで作業をしていると、付けっぱなしのテレビから30分ごとに「ポー」のスポットCMが流れ、深けて行く時間を感じ、時には ホッとし、時には 溜息を付いていました。
その後は、付き合っていた彼女が「ポー」の大ファンだったり、妹も大ファンだったりで、私もフジテレビの入構証にファスナーオーナメントのポー&ムーを付けちゃってました…今でも付いています。

あれから8年、今ではビデオ制作の部(映像企画部)に移り、DVDの制作をメインに仕事をしてます。
今年に入り、同じ部で最初のビデオ制作から担当していた加藤裕子さんから「ポーのちっちゃな大冒険」のビデオとDVDの話があり、お手伝いする事になった次第です。残念ながら実際の作業に入る前に、加藤裕子さんは報道に移動になってしまいましたが、後任の稲葉久美さんと作業を開始し、監督の野村さん、松本さん、安藤さんの協力の元、着々と形に成って行きました。その作業の途中で持ち上がったのは、「ストレイシープ トリプルプレジャー」の中にしか入っていないDVD『ストレイシープの大冒険』の再構成版の話です。事前に、プレイステーション用ゲームソフトの『ストレイシープ ポーとメリーの大冒険』の単独販売は決まってはいたのですが、DVDの場合は販売元を変えるという事で大変な作業が予想されました。
しかし 松本さんのお力と努力で、メディアファクトリーさんからの了解も取れ、ここに晴れて完璧版とも言えるビデオDVD化が実現したのです。
特に嬉しいのは、旧版では12話しか収録されていなかった『ストレイシープの大冒険』が、ちゃんと13話収録された事、そして「おまけ映像」の充実、なにより作品を放送だけで無くビデオとDVDという形で残せた事です。いろんな人が、これからずーっと何年も見ていただく事ができるのです。
本当に、野村さん、松本さん、安藤さん、ありがとうございました。

おかげさまで、売り上げも好調です。
これで、今後の展開も仕掛け易く、新シリーズや、それを入れたおまけグッズ付きDVDボックスなどと、夢がふくらみます。

これからも、積極的にプロジェクトに参加させてください。
ありがとうございました。


次回は、待ちに待った2003年。 未年到来にふさわしい方、ストレイシープの生みの父であるフジテレビ編成部の齋藤秋水さんです。
ポーの出生の秘密がついに明かされるかも…。


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