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羊と聞いて思い出すのは「北海道」です。 初めて札幌に行った頃、よくジンギスカンを食べに連れて行っていただきました。最初に見たジンギスカンの印象は「変な鍋（形）」というものでした。それは富士山のような緩やかな円錐形をしており、その裾野にはぐるりと溝が付いています。その溝は上からたれ流れてくる肉汁を受け止め、野菜に染み込ませる役目を負っているのでした。実に合理的にできているのでありました。機能を追及すると結果美しいフォルムになる（たとえばロケットの流線型）と聞いたことがありますが、そこまでの美しさではないのでした。鍋がそんなに美しくても困ってしまいますが‥。 というわけで、羊は焼かれて私の腹の中でした。失礼しました。

次回は、ストレイシープ制作チームの新人庄司友美さんです。

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