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第14回(2000.11.22)
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石毛達也

はじめまして、プライズ開発担当(体育会系縫いぐるみデザイナー)の石毛です。
僕がポーを縫いぐるみにデザインしてからなんと5年も経ったのですね。(ホンとかな?)その間、野村さんをはじめ関係者の方には大変お世話になりました。それから特に、シープファンの皆様のおかげでこれだけの長い間プライズとして続けることができたのだと思っています。

プライズ用の縫いぐるみって、基本的には企画から納品まで半年間で作り上げるのですが、ポーに関してはサンプルを決定するまでに約8ヶ月もの期間をかけました。それから量産という流れで、約1年もの長い期間で開発をしました。これはプライズでは驚異的な開発期間です。世にプライズとして登場したときには、テレビでのCM放映も終了していたし、ましてや関東圏での放映だったので、どうやってそれ以外の人に魅力を見せるかがとても重要な問題でした。

縫いぐるみが完成して次々とアイテムを開発していかなければいけなかったのですが、一気にドカント出してしまうとキャラクターの寿命が縮まってしまうので、少しずつ世に送り込みました。(年間3〜5)アイテムくらいです。キャラクターを大事にしたいと思う気持ちは、野村さんをはじめとする関係者の方々と一致していたのですね。その気持ちはファンの皆さんにも通じていることだと思います。



このイラストは、皆さんにもおなじみの、クリスマスポーをデザインしたときのイラストです。ソリの上にメリーが乗るように企画しました。今でも、ロボットさんに打合せでいくと机の上にミルクと砂糖を乗せてポーが置いてあります。(実用的だったのだと関心)

そんなこんなでプライズ開発はなんと6年目を迎えようとしています。21世紀最初のポープライズは、「フリースひざかけ」です。皆さん期待してくださいね。これからもよろしくお願いします。そして、ポーと一緒に自分が成長することができたことを、この場をかりて皆さんにお礼を言いたいと思います。

さて、次回は皆さんにもおなじみの、雑誌「ねーねー」の編集長、殿塚郁夫さんです。「殿塚編集長!よろしくお願いします。」

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