第007回 2003/12/01
原マスミさんは、ボクが大学生の頃から最も敬愛するミュージシャンで、その幻想的だったり叙情的だったりする歌詞と、不思議で魅惑的なメロディ、そしてあの歌声にとりつかれて、毎晩レコードが擦りきれる程、聴いていました。そして、原さんの『お・や・す・み(日本一悲しい歌)』という曲にアニメーションをつけて作った自主制作作品を観てもらったりしているうちに、自分のことを憶えてもらうようになりました(この映像は、自分のホームページ「タツトシティ」の「青い果実」のコーナーで観ることができます)。それからCMディレクターになった自分は、時折、仕事で原さんにナレーションや歌をお願いしたりして仲良くさせてもらっていました。そして、ポーをやることになり、声は誰がいいだろう? 自分としては、もう原さん以外は考えられないという感じで原さんに決めさせてもらいました。

原さんは、あの声とその名前から、たまに女の人と思っている方がいますが、アンダー・フィフティのおじさんです。
CDは『イマジネイション通信』『夢の4倍』『夜の幸』の3枚しかだしていませんが、どれも素晴しいです。ただし(『夜の幸』以外は)すでに入手困難かもしれません。興味のある方は、中古盤屋さんかオークションで探してみてください。また、原さんは、絵描きでもあります。吉本ばななさんの著作の何冊かで、絵と文のセッションをしたり、表紙の絵を描いたりしています。こちらは本屋さんで買えます。
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