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メリーは、第4話『さよならポー』ではじめて登場するポーのガールフレンドです。その時にネーミングは、けっこう悩んで、フジテレビの編成(ポーの父)齋藤秋水さんといろいろ考えた挙げ句、「メリーさんの羊」や「ポーとメリー」の語呂の良さ(「ケンとメリー」というのもありまして)などから「メリー」となったのです。
メリーの声を遊佐未森さんに決めたキッカケは、ポーの声の原マスミさんのオススメです。その頃『賢治の幻燈』という宮沢賢治の作品もモチーフにしたコンピレーションアルバムが発売されまして、その中の朗読『オツベルと象』で、原さんと遊佐さんと、第5話『ポーの怪談』で伯爵を演じてもらった伊藤ヨタロウさんが共演していたのです。原さんは、そのCDをボクに送ってくれて、メリーの配役に遊佐さんを薦めてくれました。ボクもそのCDを聴いて、一発でメリーの声は、遊佐さんにお願いしたいと思いました。今までも唄は聴いていたのですが、はじめて聴く遊佐さんの朗読の透明感とピュアさと言ったら、それは、もう感動的でした。そんな経緯があってメリーの声は、遊佐未森さんになったのでした。 |
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