数々の有力選手を指導する長光歌子先生が
フィギュアスケート界を楽しく語ります!

歌子の部屋

番外編

永井優香選手インタビュー

1998年11月30日生まれ。浅田真央選手に憧れ小学生の頃にスケートを始める。昨シーズンの全日本選手権では9位。現在は早稲田大学4年生でスケート部部長を務める永井優香選手にインタビューしました。(インタビュー日:2020年9月8日)

2020.9.18

永井優香選手 サイン

■永井優香選手/直筆サイン。次ページ以降もご本人提供の写真を掲載しています。

はじめに

 色々な新しいことを受け入れながら、一歩ずつ前へ進んでいきましょう!
 新型コロナによって、私たちの暮らしは様々な場面で変化を強いられてきました。
 でも、人は今までも色んな困難を乗り越えながら生きてきた…その歴史の転換期がまさに今だと思います。
 力を合わせてたくましく時代の波を乗りこなしていきたいですね!

フィギュアスケートに関するインタビュー

■スケートを始めた頃の思い出などはありますか―

 テレビで浅田真央さんの演技を拝見してフィギュアスケートに憧れてリンクに遊びに行くようになり、そこからスケートにハマりました。
 スケートを始めたての頃はリンクが寒かったため、妹と2人で全身スキーウェアを着て練習していました。リンクではそんな大げさな格好をする人は滅多にいないので、仲良くなった友達から「スキーウェアの姉妹」と呼ばれていたことを後から知り、恥ずかしかったです(笑)。

■海外の大会での驚いた体験などありましたら教えて下さい―

 中学2年時、初めての海外試合後のバンケット(閉会パーティー)で、欧米の選手が自然とBGMに合わせて踊っていたことに驚きました。日本人と中国人の選手は座りながら彼らの様子を見ていましたが、老若男女問わず誰もが楽しそうに踊る姿を見て「これがカルチャーの違いなのかな」と感じた記憶があります。

■普段どんなトレーニングメニューをこなしていますか―

 毎日、自分ですると決めたトレーニングメニューをこなしています。全身バランスよく鍛えられるような筋トレやスクワット、バランストレーニングです。加えて、なるべく楽しみながらスケート以外の動きをすることも心がけています。最近はヨガやスカイウォーカーにはまっています。

■食事について気をつけていることはありますか―

 ストイックに気を付けても続かないと思うので、栄養バランスを考えて食事を摂ること、夜遅くに食べないこと、食べる順番の3つにだけは気を付けています。食べることが大好きなので「たくさん食べて、たくさん動く」をモットーにしています!

■スケート部の主将は、練習以外にどんなことをするのでしょうか―

 主務や部員のおかげで特に主将として大変なことはありません。普段は監督や部員に諸連絡をするくらいです。
 また、今年は新型コロナの影響で全員が顔合わせをするタイミングがなかったので、例年よりもSNSやビデオ会議を使った交流を増やしました。
 主将になってからは、自身のスケートのことだけではなく、部員が元気に練習できているか、どうすれば部活内で良い空気を醸成していけるか等について考える時間が増えました。

早稲田大学スケート部

■初めての部練です

長光歌子(ながみつ うたこ)
長光歌子(ながみつ うたこ)