数々の有力選手を指導する長光歌子先生が
フィギュアスケート界を楽しく語ります!

歌子の部屋

vol.29

特別対談企画 ゲスト:田中刑事選手

全日本選手権で2位となり平昌オリンピック、世界選手権への出場を果たした田中刑事選手、2017-18シーズンについてのお話を聞きました。

来シーズンへ向けて

田中刑事選手

今シーズンも終わりましたが、来シーズンはどのようなシーズンにしたいですか。

これまで色々な試合を戦ってきましたし、色々な状況も経験することができました。だからその経験を結果につなげていけるようなシーズンにしたいです。来シーズンは、全体的に自分自身をガラッと変えていきたいと思っています。

自分自身を変えるためには、どんなことをやってみたいですか?

まだはっきりとやるべきことが見えているわけではないのですが、とにかく失敗してもいいので、今までの自分ではない自分にガラッと変わりたいです。なんと言いますか…。現状維持にならないように、一から壊すわけではないですが、色々と試して新しい田中刑事として、リスタートしたいと思っています。歌子先生、いい案はありますでしょうか…

そうですね…。アドバイスになるかどうかは分からないのですが、刑事君はすごく周りに気を使う性格ですよね。私は刑事君が感情を表に出したところを見たことがありません。アスリートとしては、もっと我がままでもいいんじゃないかなと思いますよ。岡山の出身は気を使う選手が多いのかな…。(髙橋)大輔とか…。

(笑)

最後に

今後はどんな選手になっていきたいと思っていますか?

フィギュアスケートは、スポーツという厳しさと芸術という人を引き付ける要素があって、その両方を兼ね備えていかないと、お客さんを引き込むことができないと思います。それができる選手はやっぱり面白いと思いますし、僕ももっともっと頑張って、そういう面白い選手になりたいと思っています。

来シーズンはもっと大きくステップアップするシーズンになって欲しいと思いますし、私に手伝えることがあったらいつでも声をかけてください。今シーズン悔しい思いもたくさんしたと思いますが、それが後で力になると思いますので来シーズン期待しています。

ありがとうございます!頑張ります!!

本日はありがとうございました。

長光歌子(ながみつ うたこ)
長光歌子(ながみつ うたこ)