数々の有力選手を指導する長光歌子先生が
フィギュアスケート界を楽しく語ります!

歌子の部屋

vol.4

対談企画 ゲスト:河野由美先生

インストラクター協会の理事で、歌子先生とも親密な河野由美先生にお話を伺いました。

2015.12.18

河野由美先生
河野 由美(57)
河野 由美(57)
日本フィギュアスケーティングインストラクター協会理事
2001年~2009年JOCオリンピック強化コーチを務める
全日本選手権3位の経歴を持つ、岡崎真さんや南里康晴さんなどを指導

歌子先生と河野先生の関係

歌子(以下:歌)河野先生とは本当に長い付き合いですよね?

河野(以下:川)そうですね。私にとって歌子先生は、プライベートを含めた姐さんというか、お姉さんって感じですね。
バカなことも言えるし、泣くこともできるし、怒ることもできる。(歌子先生は)聞き上手なんだと思うんですけど、喜怒哀楽全部が出せる人って少ないんですよね。

そんな持ち上げても何も出ないわよ(笑)由美先生はそういうけど、私は由美先生の事を、妹どころか本当に師匠だと思ってるんですよ。人生の師匠っていうか…

(歌子)先生はずっとスケートをやってこられたけど、私はインストラクターならぬインチキラクターなので(笑)

そんなことないですよ。いい選手をたくさん育ててるじゃないですか?

私自身、選手をスパッとやめてプロになって、コーチをやって、色んなことを経験できたから、ある意味では私の方が世間を知っているのかな…(笑)

世間は知ってるし、スケートの技術もすごいの!

歌子先生と河野先生の出会い

河野由美先生

出会った時のこととか覚えてますか?

私は初めて会った時(歌子先生のことを)かわいい先生だと思ったんですよ。ショートカットでフワーとしたスカートをはいていて、私みたいな小さい先生がいるなって。でも、長光先生の名前は選手時代から知ってましたから、リンクサイドで初めて見た時は怖かったですね(笑)

よく言うわ(笑)

オーラがありましたよね(笑)

私が由美先生を始めて見た時は高校生の時、すごい元気が良い子で…

太ってた(笑)

そう!パッツンパッツンに!今じゃあ考えられへんでしょ(笑)それからプリンスのアイスショーに由美先生が出始めて、広島でコーチをしているっていうのは知っていたんだけれど、そんなに接点はなかったんですよね。

そうですね。

でも、広島でコーチされている時、夏に今はなくなってしまった京都のリンクに来てたんですよね?

醍醐のリンクですよね!?懐かしい…。毎年そこで会ってたんですよね。それから、なんかすごくフランクに話してもらえるようになって。血液型が一緒だから気が合うっていうか、一緒にいてすごい楽ちんだなーって。

そう!AB型。

広島のリンクがなくなった時も、連絡したら「うちのリンクにすべりにおいで」って言ってくださって、家にも泊めてもらって…。全日本ジュニアで一回優勝した、岡崎真(まこと)選手とか、お兄ちゃんの岡崎央(あきら)選手とかも面倒見てくれていましたね。

こっちも力になれたのが、すごいうれしかったですよ。

すごい面倒見がいい姐さんですよね。姐さんって言った事ないけど(笑)

長光歌子(ながみつ うたこ)
長光歌子(ながみつ うたこ)