もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう

2025年10月1日スタート 毎週水曜よる10時放送

キャラクター紹介

  • 久部三成(くべ・みつなり)/菅田将暉
    久部三成
    菅田将暉
    成功を夢見る劇団演出家。蜷川幸雄氏に憧れ、理想のシェイクスピア劇を作ろうと奮闘する。
  • 倖田リカ(こうだ・りか)/二階堂ふみ
    倖田リカ
    二階堂ふみ
    WS劇場のダンサー。アーティスティックな雰囲気をまとう妖艶な女性
  • 蓬莱省吾(ほうらい・しょうご)/神木隆之介
    蓬莱省吾
    神木隆之介
    新人の放送作家。ジャケットにネクタイ姿。“三谷青年”がモチーフになっている。
  • 江頭樹里(えがしら・じゅり)/浜辺美波
    江頭樹里
    浜辺美波
    渋谷にひっそりとたたずむ八分(はっぷん)神社の巫女(みこ)。
  • 風呂須太郎(ふろす・たろう)/小林薫
    風呂須太郎
    小林薫
    渋谷のジャズ喫茶「テンペスト」のマスター。
  • トニー安藤/市原隼人
    トニー安藤
    市原隼人
    WS劇場の用心棒。こわもてで寡黙。
  • 大瀬六郎(おおせ・ろくろう)/戸塚純貴
    大瀬六郎
    戸塚純貴
    交番勤務の純情警官。渋谷の風紀を見守る。
  • パトラ鈴木/アン ミカ
    パトラ鈴木
    アン ミカ
    WS劇場のダンサー。後輩ダンサーたちの姉御的存在。
  • 毛脛モネ(けずね・もね)/秋元才加、朝雄(あさお)/佐藤大空
    毛脛モネ
    秋元才加
    WS劇場のダンサー。シングルマザーで一人息子がいる。
    朝雄
    佐藤大空
    モネの息子。
  • おばば/菊地凛子
    おばば
    菊地凛子
    案内所の女性。謎めくメッセージで久部を翻弄(ほんろう)する。
  • 江頭論平(えがしら・ろんぺい)/坂東彌十郎
    江頭論平
    坂東彌十郎
    八分神社の神主で樹里の父親。厳格に振る舞うが、実はとある女性ダンサーの追っかけをしている。
  • うる爺(うるじい)/井上順
    うる爺
    井上順
    WS劇場の客引き。渋谷の繁華街に精通した調子のいいおっちゃん。
  • 伴工作(ばん・こうさく)/野間口徹
    工作
    野間口徹
    WS劇場の舞台監督。日々苦労を惜しまず奔走。体、表情、言葉全てから哀愁が漂う。
  • ジェシー才賀(さいが)/シルビア・グラブ、乱士郎(らんしろう)/佳久創
    ジェシー才賀
    シルビア・グラブ
    WS劇場オーナー。ゴージャスな雰囲気をまとう。赤字続きの劇場にやきもきしている。
    乱士郎
    佳久創
    ジェシー才賀の秘書。
  • 浅野大門(あさの・だいもん)/野添義弘、浅野フレ/長野里美
    浅野大門
    野添義弘
    WS劇場支配人。劇場運営に日々てんやわんやしている。
    浅野フレ
    長野里美
    大門の妻。
  • 黒崎(くろさき)/小澤雄太、トンちゃん/富田望生
    トンちゃん
    富田望生
    劇団「天上天下」に所属する制作スタッフ。不器用で粗暴な久部をいつも心配そうに見守っている
    黒崎
    小澤雄太
    劇団「天上天下」の主宰者。久部の演出に対して激しく抗議するなど一触即発の関係。
  • 彗星フォルモン/西村瑞樹(バイきんぐ)、王子はるお(おうじ・はるお)/大水洋介(ラバーガール)
    彗星フォルモン
    西村瑞樹(バイきんぐ)
    お笑いコンビ「コントオブキングス」を組む芸人。周りのアドバイスに聞く耳を持たない。
    王子はるお
    大水洋介(ラバーガール)
    フォルモンの相方。知的で品性を感じさせる芸人。横柄なフォルモンと好対照を成す。
  • 仮歯(かりば)/ひょうろく
    仮歯
    ひょうろく
    ジャズ喫茶「テンペスト」の従業員。気弱で神経質。声が小さい。
  • 毛利里奈(もうり・りな)/福井夏
    毛利里奈
    福井夏
    WS劇場のモギリ。派手な服装を着てスナック菓子を食べながら働いている。
  • ケントちゃん/松田慎也
    ケントちゃん
    松田慎也
    渋谷のスナック「ペログリーズ」のウェイター。こわもてで威圧感がある。
  • いざなぎダンカン/小池栄子
    いざなぎダンカン
    小池栄子
    WS劇場の看板ダンサー。この人物が第1話のストーリーに大きく関わることになる…。

※並びは情報解禁順

吉野千明(59)/小泉今日子

テレビ局のドラマ制作部に所属し、ヒットシリーズを担当するゼネラルプロデューサー。性格は明るく、世話好きの姉御肌で誰からも好かれる反面、かなりの毒舌家で、和平(中井貴一)から“元ヤンキー”と言われるほど、ガラが悪くなることも。恋愛経験は豊富だが結婚は二の次で、仕事に強いプライドを持っている。和平をはじめとした近隣の長倉家の個性的な面々と出会い、彼らと正面からぶつかり合いながらも新たな暮らしを手にしていく。和平とは、話せばすぐに口論になるなど、ケンカが絶えないが、なぜだかウマが合うという不思議な関係を保っている。

長倉和平(63)/中井貴一

鎌倉市観光推進課課長兼秘書課課長のちに観光推進課部長経て、定年後の現在も観光課で“指導監”という役職で働いている。性格は生真面目な堅物で理屈っぽく、なにかと説教臭い。また、自分にも他人にも厳しい質で、なかなか羽目を外すことが出来ない性格。両親を早くに亡くし、一家の大黒柱としての責任感から実直に生きてきたため、口うるさくもあるが、長倉家の長男としては立派で頼もしい長男。好みのタイプからはつれなくされるのに、なぜか未亡人にばかり好意を寄せられるというかなり特殊な女難体質。千明(小泉今日子)と出会って以来、久しぶりの“恋の感触”に触れ続けている。

水谷典子(58)/飯島直子

水谷典子(58)/飯島直子

長倉家の長女、和平の妹、双子の姉弟の姉

長倉家の長女(和平の妹)で専業主婦。性格は超マイペースで自己中心的。他人の話はまったく聞かず、物事を深く考えずノリと勢いに任せて生きている。さらに口が軽く、余計なことを話す割に肝心なことはなぜか言わない問題児。息子はすでに独立しており、夫のことはすでに無関心。アプリの隙間バイトをしながら、自由気ままに今を生きており、女性としてのポテンシャルは高いと思っている。

長倉真平(48)/坂口憲二

長倉家の次男、双子の弟、和平・典子の弟

長倉家の次男、万理子(内田有紀)の双子の弟。自宅を改装しオープンした「カフェナガクラ」の店長であり、千明(小泉今日子)の元カレ。明朗快活な上に、料理はもちろん、家事全般をそつなくこなす。子煩悩なしっかり者で兄の和平(中井貴一)とは心を許せる親友のような間柄。実は深刻な病を抱えている。これまでは常に自分の感情を押し殺すように生きてきたが、2014年に晴れて和平の職場の部下と結婚している。

長倉万理子(48)/内田有紀

長倉万理子(48)/内田有紀

長倉家の次女、双子の姉、和平・典子の妹

長倉家の次女、真平(坂口憲二)の双子の姉。極度の人見知りで、人の何気ない言葉に深く傷ついてしまう繊細な心の持ち主。性格は意外とお茶目かつ観察力が鋭く、ファッションが奇抜で凝り性。千明(小泉今日子)という存在に万年恋こがれており、千明にその個性を買われ、現在は千明専属の脚本家をしている。

長倉えりな(24)/白本彩奈

和平(中井貴一)の一人娘。大人びており、性格はクールでドライ。和平に対しては特に手厳しく、辛辣(しんらつ)かつ愛ある言葉を投げかける。その反面で千明には懐いている。現在は美大を卒業し、実家に戻り、海に流れ着くものでアートを作る海ゴミアートクリエイター。

長倉知美/佐津川愛美

長倉家の明朗快活な次男(双子の弟)・真平(坂口憲二)と結婚し、双子の産休育休を経て、仕事に復帰。鎌倉市役所・観光推進課の職員として時短勤務中。職場では和平(中井貴一)の同僚でもあることから、職場で家のストレスを漏らしてしまうこともあるが、明るくおおらかな性格から周りの職員たちに温かく見守られている。

水谷広行/浅野和之

自己中心的な自由奔放専業主婦の水谷典子(飯島直子)の夫。
見た目は真面目そうだが、お調子者かついい加減で無責任な性格。妻に内緒でキャバクラ通いもしていた根っからの遊び人。過去には典子と離婚の危機を迎えるなど夫婦関係はすでに冷え切っている。また、荒野を求めた流浪に憧れを持ち続ける昭和気質のファンキーな男であり、何もないよりは行動して後悔した方がいいという行動力のある男。気がつけば失踪まがいな“放浪の旅”に出ており、妻の典子も無関心。

水野祥子(59)/渡辺真起子

かつては若手バンドを育成していたが、今はアニソンやK-POPに助けられている音楽業界に勤務する音楽プロデューサー。相変わらず独身ではあるが、恋多き大人のオンナ。千明(小泉今日子)と啓子(森口博子)とは古い付き合いで、何かにつけては大人女子会で互いの“今”を語らっている仲。

荒木啓子(59)/森口博子

出版業界に勤務する雑誌の編集マン。祥子(渡辺真起子)の務める音楽業界同様に出版業界も不況の中、自身の生き残りをかけて悪戦苦闘中。啓子も独身で、千明(小泉今日子)・祥子・啓子の59歳同士の独身トリオは、日々「恋愛&仕事」トークで酒を交わしている。啓子自身の恋愛はというと、すっかりご無沙汰中。

成瀬千次(73)/三浦友和

親の代からの医院を受け継ぐ町医者。看護師をしていた妻と結婚するも子どもは授からず、医院を次ぐ後継者はいない。すでに妻は他界。10年経った今でも、妻を想う愛妻家。現在は、昔から働いてくれている事務の森下さんとふたりで病院を切り盛りしている。
休憩時間に近所のおばちゃんたちに待合室を開放するような心豊かな、ちょっとお茶目な内科医。
和平(中井貴一)と出会い、10歳も年下の和平に親しみを覚えていく。ある日、千明(小泉今日子)が病院を訪れ、成瀬はとても驚く。そこには訳があった・・・。それからは千明が医院に訪れることをどこか心待ちにする日々を過ごしている。

早田律子(52)/石田ひかり

過去作に登場したスケベでもどこか憎めない愛されキャラの地元鎌倉の“名物おじいちゃん・一条さんのひとり娘。外語大卒業後、商社マンと結婚。長い間、海外生活を送っていたが夫が亡くなったことを機に帰国。実家のある鎌倉に帰って来た。子供はいない。曲がったことが大嫌いで、地に足を付けて慎重に人生を歩んできた。しかし、亡くなった夫の秘密を知り、すべてがバカバカしくなる。セカンドライフを生きるために、鎌倉観光協会の通訳のバイトに応募。インバウンドが進む鎌倉の外国人観光客相手に通訳の仕事をしている。そこで和平と出会い、自らの“殻”を打破したいという気持ちに駆られ・・・。好奇心旺盛かつ積極的な未来を描こうと人生に奔走中。