M:北京五輪を見据えたうえで、ワールドグランプリはどんな意味を持つのでしょうか。
Y:2003年の)ワールドカップから(2007年の)ワールドカップまでを僕がやるということは、チーム強化が途切れていないということだ。で、次のワールドカップではメダルを取りにいかないといけない。昨年の五輪最終予選は盛り上がったよ。でもその後の2カ月で何ができた。余裕がなく、目一杯だった。だから、今度は(五輪出場権のかかる)2007年のワールドカップで結果を出すということに意味が出てくる。そこからもう1回、強化していけるわけでしょ。だから全部、継続されていっているわけだ。継続されている中の1年の節目であるワールドグランプリは大事に戦わないといけないということでしょ。
M:第二段階のスタートですか。また柳本ジャパンが面白くなりそうですね。
Y:そう、そう。"第二段階が始まるよ、みなさん、注目してよ"といった感じだ。栗原や大山が使えなくても、ニッポン力、調和で勝負していく。まだ故障の狩野(舞子=八王子実践高)もいる。魅力ある選手がたくさんいる。彼女たちが帰ってきた時のために、いまはチームとして底上げがしておくわけです。それが僕の仕事です。
M:最後にリフレッシュはどんなことを。
Y:お酒やね。ははは。お寺巡りもやった。それはひとつの息抜きになっています。
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