Y:反面、そういう成長過程のチームに身を置いているというのは幸せだと思いますよ。色んな問題をクリアしていけば、F1ドライバーとしてさらに厚みが出るじゃないですか。
S:そう思いますね。だから僕自身はどんな結果になろうと、こうやって一歩ずつやっていることを自分の経験の中に蓄積しているんです。それが自分の財産にもなりますし。今年から履いているミシュランタイヤなどは本当に繊細ですからね。使い方の前に扱い方をマスターしなければならない。たとえば温度管理だとか空気圧管理だとか。本音は、もうちょっとフェラーリとの差を縮めて、早く肩を並べて戦ってみたい。このチームにはその可能性があるんですよ。
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