Y:練習を見ていても、以前とは別人でした(笑)。厳しい練習でどんなに身体がきつくなり精神的に追い込まれても、イヤイヤモードは出しませんでしたね。
O:キツク感じる以上に、もっと上手くなりたいという強い意思を持っていたし、何より、このチームで自分が必要とされる人間になりたいというのが一番の願いでしたから。昨年は途中で辞退しちゃったから、私の中ではこのチームに凄く引け目を感じていたんです。「オリンピックの年にのこのこ帰ってきて」とか「いまさら何で戻ってくるの」とか思われているんじゃないかと、自分の中では凄く気にする部分があった。私はこう見えても、周りの人たちは自分をどう見ているんだろう、どう感じているんだろうと気にするタイプなんです。人間関係が上手く構築できない。だから、全日本に戻ると決めても、凄く不安だった。自分で勝手に離脱したわけだから、スッと受け入れてもらえるわけがないと思っていたんです。でも、もちろん、周りから何を言われようが、どんな目で見られようが、全日本の最終メンバーに残ってみせるぐらいの覚悟では来ましたけどね。
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