Y:大友選手にとっては、柳本ｼﾞｬﾊﾟﾝになってから初めての試合でしたけど、Vﾘｰｸﾞの時とは別人に見えました(笑)。
O:それは自分でも思いましたね。意識が違っていたからだと思う。Vﾘｰｸﾞが終わって全日本のﾒﾝﾊﾞｰに選んでいただいて、世界最終予選までの2ｹ月間、自分では初めてというくらいに必死でしたもん。昨年も選んでいただいたのに途中で辞退したじゃないですか。だから全日本には生半可な気持ちで戻っちゃいけないと思ったし、そういう意味では自分に厳しくずっと練習をしてきたこともあったので、技の方も少しずつ磨かれていたのかもしれませんね。今までの自分は、どこかに妥協していた部分があったと思う。疲れると自主練習に出なくなってしまったり。もちろん、自分の中では疲れていてもやらなくては、という気持ちもあるのですが、｢もう無理｣と考えてしまう自分がいた。でも今回、全日本に合流してからは、どんなに疲れていても、自主練習では絶対にﾎﾞｰﾙに触ろうと決めていたし、それを妥協せずにやり続けてきたので、世界最終予選の時は、自分を信頼できた。
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