Y:復帰のVリーグでは大活躍。だからこそ、4年ぶりに全日本にも招集されたんでしょうけど、自分では全日本復帰をどうとらえているんですか。
N:やはり、何かを期待されているから呼ばれたんでしょうけど、自分では、プレイだけでなく、オリンピック経験者として自分がコートで学んだものを若い人たちに伝えるために呼ばれたと思っています。最終予選も2回経験していますしね。勝負がかかった場面で、例えば落ちついて指示を出したりだとか、冷静に判断したりだとか。あるいは練習の最中にも、後輩達に「こうした方がもっといいよ」とポイントポイントで教えてあげるとか。例えば、今日の練習はシン(高橋)と同じライトポジションに入ったんですけど、監督から言われたのは、やっぱり私が考えているようなことでした。「シンと同じリードのし方では意味がない」って。自分がゲームの流れを見て、若い子に適切な指示を出してあげたり、「こうやって頑張りなよ」と鼓舞したりとか、コートの中で適切にリードしていくことが、私に求められたポジションなんだと確信しましたね。
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