Y:その高い身体能力というのは、小さい頃に運動に対する神経系ネットワークができているからだと思います。子供の頃、どんな運動をしていたんですか。
T:うちは、兄、弟二人の男ばかりの兄弟なので、男の子の遊びばかりしていました。野球、サッカー、スキー、バスケット、ラグビーと何でもやりましたよ。あ、テニスと鉄棒はできない。テニスはボールを強く飛ばし過ぎて球はどっかに行っちゃうし、鉄棒は幼稚園の時に落っこちて頭から血を流してからは、トラウマになって身体が動かなくなっちゃった(笑)。バレーは小学校一年生から。父と母が、バレーの選手だったこともあって、当然のようにバレーを始めました。主にお父さんに教えてもらったんですけど、もうすごいスパルタでしたからね(笑)。レシーブは、砂利の上でやらされました。砂利の上ですよ。サポーターもつけさせてもらえなかったから、膝なんかはいつも血だらけ。「血だらけだ、うえーん」と思ったけど、泣かなかった。泣くともっと怒られるのがわかっていたから。試合も内容重視なので、たとえ勝っても私の判断や動きが悪いと小言を言われるし。最近いろんな人たちに「地肩」が強いと言われるんですけど、多分、子供の頃の練習が礎になっているんだと思いますね。
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