Y:高橋選手の潜在能力がわかっていたとはいえ、柳本監督もよくレフトからライトにコンバートする勇気がありましたよね。
T:そうッスよね(笑)。昨年6月のエリツィン杯やモントレーの時はレフトだったんですよ。その頃、まだ全日本もメンバーも20人くらいいて、練習試合のAB戦をやる時もレフトが大勢いて、自分でもこのポジションは厳しいかな、とは思っていたんです。でも、モントレーの時に柳本監督から「お前は、レフトもライトもできると思うけど、どっちがいいんだと聞かれ「レフトがいいです!」と答えたら「そうか、じゃあライトな」って(笑)。その一言で決められちゃいました。でも、レフトには大山とか栗原という高い二段が打てる選手が伸びてきているし、全日本で私が生きる道はレフト以外のポジションだなと何となく感じていたので、ライトへのコンバートはそれほど抵抗はなかったです。というより、新しいことがやれるので楽しむ方が強くなった。テンさんと一緒に、技だとかコンビだとか、いろいろ組み立てているうちに「うわー、これ初めて」という場面とかプレイが多くなって、ドンドン面白くなってきちゃったんですよ。
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