Y:選手たちもプレシャーで苦しめられていた。そんな時、絶妙のタイミングで笑いを取り、メンバーの緊張を解いてやったそうですね。自分もプレッシャーで苦しんでいるのに、個々の選手に気配りできるその人間性の大きさに対し、選手らは感心していました。
M:まあ、一応関西人なので。小学校・中学校は人を笑わせると女の子にもてるので、そういうことばかり考えていました。小さい頃の蓄積が全日本で活きたのかな(笑)。普段でも野球を外れると冗談も言うし、テレビなんかでもお笑い番組は好きだし、面白いやつはヤクルトにもいっぱいいますから、たまにはふざけたりしますけど、こと野球に関しては抜けないですね。「これくらいの練習でいいや」とはならないんです。野球と笑いのメリハリは自分でもつけられていると思うんです。嫁さんにも「チームではすごく目配り気配りができているみたいね。ウチではなんにもしないのに」と言われます。家では本当にリラックスさせてもらっていますね。人生の時の刻み方の中で、普段の時と、野球の時と、また家にいる時と、自分でも上手く切り替えられていると思います。
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